クールグレースの2017
父:ゴールドアリュール 母の父:フォーティナイナー 栗毛 2017年4月22日生 牝
- ■生産地:浦河
- ■生産者:高昭牧場
1口出資額:30,000円
冷静かつ大胆に。いざゆけ快速少女
父 SIRE ゴールドアリュール
競走成績:16戦8勝
フェブラリーS(G1)、東京大賞典(G1)、ダービーGP(G1)、ジャパンDダービー(G1)、アンタレスS(G3)
競走時代はダートで圧倒的な強さを誇示し、G1を4勝したゴールドアリュール。サンデーサイレンスの後継ながら、種牡馬としても日本の砂戦線をリードしています。次々にトップホースが登場。現3歳まで12世代のアベレージでは、JRAで走った42%が勝ち馬となり、その総数は370頭以上に及びます。強靭な体質が産駒へと伝わり、息長く活躍するのも特長です。
種牡馬成績
04年より種牡馬入り
09年エスポワールシチーにて産駒の統一G1初勝利
©上田美貴子
代表産駒
- ●エスポワールシチー:フェブラリーS(G1)、ジャパンCダート(G1)、JBCスプリント(Jpn1)
- ●コパノリッキー:フェブラリーS(G1)2回、東京大賞典(G1)、JBCクラシック(Jpn1)2回、帝王賞(Jpn1)
- ●ゴールドドリーム:チャンピオンズC(G1)、フェブラリーS(G1)、帝王賞(Jpn1)、フェブラリーS(G1)2着
- ●スマートファルコン:JBCクラシック(Jpn1)2回、東京大賞典(G1)2回、帝王賞(Jpn1)、川崎記念(Jpn1)
- ●クリソライト:ジャパンDダービー(Jpn1)、ダイオライト記念(Jpn2)3回、JBCクラシック(Jpn1)2着
- ●シルクフォーチュン:カペラS(G3)、根岸S(G3)、プロキオンS(G3)、フェブラリーS(G1)2着
母の父 BROODMARE SIRE フォーティナイナー
競走成績:19戦11勝
トラヴァーズS(米G1)、シャンペインS(米G1)、フュチュリティS(米G1)、ハスケル招待S(米G1)
アメリカで多数のスターホースを送り出したフォーティナイナー。日本に輸入後も豊かなスピードやパワーを産駒へと伝え、リーディングの上位を賑わせました。母の父としては配合される父の特性を存分に引き出し、ダート巧者のみならず、様々なカテゴリーで存在感を示し、今春にクラシックホースも登場しました。
母の父代表馬
- ●テイエムジンソク(父クロフネ):東海S(G2)、みやこS(G3)、チャンピオンズC(G1)2着
- ●エポカドーロ(父オルフェーヴル):皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)2着
- ●インタータイヨウ(父ダンスインザダーク):兵庫チャンピオンシップ(G3)、ジャパンDダービー(G1)2着
- ●トレイルブレイザー(父ゼンノロブロイ):京都記念(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)
Point - 特徴と適性
サンデーサイレンスの後継ながら、ダートのG1を4勝したゴールドアリュールが父。パワフルな遺伝子を産駒に伝え、エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキー、ゴールドドリームをはじめ、続々と大物を輩出しています。コンスタントな勝ち上がりを誇り、昨シーズンもJRAで10位となる58勝をマークしました。絶大な人気を維持しながら急逝してしまい、2017年生まれが最後の世代となります。父の魅力を再認識させる活躍が期待されます。母クールグレースは未勝利に終わりましたが、その全兄にダート戦線で偉大な足跡を残したクーリンガー(マーチSなど重賞6勝、東京大賞典など重賞での2着が10回)がいます。ダート9ハロンの米G1・ラスヴィルヘネスSを制したクールアライヴァルが祖母。一族からはファルコンSに優勝したミスターメロディも登場しました。本馬はクーリュ(現1勝)の全妹であり、当クラブに馴染みの血筋。新馬勝ちを果たしたうえ、堅実に上位争いを繰り広げている姉と似て、キビキビとした歩様が印象的です。軽快なスピードや鋭い決め脚とともに、豊富な成長力も見込んでいます。
※8月26日現在情報