フランチェスカの2018
父:フリオーソ 母の父:ブラックタイアフェアー 栃栗毛 2018年3月29日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:田中スタッド
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・伊藤圭三厩舎予定
1口出資額:29,000円
疾風のように、砂塵を巻き上げ、行くぞ北へと南へと
父 SIRE フリオーソ
競走成績:39戦11勝
全日本2歳優駿(G1)、帝王賞(Jpn1)2回、川崎記念(Jpn1)、ジャパンDダービー(Jpn1)、かしわ記念(Jpn1)
4シーズンに渡ってNARグランプリ年度代表馬に輝いたフリオーソ。交流G1でJRA所属を6度も撃破した地方の雄です。地方競馬ではファーストシーズンチャンピオンサイアーに。本年の東京ダービーはヒカリオーソが制覇。JRAのダートでも昨季に21勝を挙げたうえ、テルペリオンがリステッドレース(仁川S)に勝利するなど、着々と成績を伸ばしています。
種牡馬成績
2016年初年度産駒デビュー
勝ち馬数でリーディングファーストシーズンサイアー
©Darley
代表産駒
- ●バリスコア:兵庫ジュニアGP(Jpn2)3着
- ●タイキフェルヴール:ヒヤシンスS 2着、舞鶴S
- ●ホーリーブレイズ:ポルックスS 2着、晩秋S
- ●テルペリオン:マーキュリーC(Jpn3)3着、スレイプニルS(OP)、仁川S(L)
- ●ヒカリオーソ:ジャパンDダービー(Jpn1)5着、東京ダービー、雲取賞、平和賞
- ●エイコーン:東京大賞典(G1)5着、花園S
母の父 BROODMARE SIRE ブラックタイアフェアー
競走成績:45戦18勝
BCクラシック(米G1)、フィリップHアイズリンH(米G1)、ミシガンマイルH(北米G2)、ワシントンパークH(米G2)
優秀なスプリント能力を発揮したうえ、距離の壁を克服してBCクラシックの覇者に登り詰めたブラックタイアフェアー。フジノウェーブが息長く存在感を示したように、強靭な遺伝子です。母の父としてはダートのみならず、マスタークラフツマン(欧州最優秀2歳牡馬)を送り出すなど、多様な個性をサポートしています。
母の父代表馬
- ●スタッドジェルラン(父キングカメハメハ):ジュライS、レパードS 3着、阿蘇S 2着、アルデバランS 2着
- ●エイシンボストン(父Cat Thief):小倉サマージャンプ(JG3)、東京ジャンプS(JG3)
- ●アルゴリズム(父アグネスタキオン):東京スプリント(Jpn3)3着、船橋記念2着
- ●キモンレッド(父サウスヴィグラス):JBCレディスクラシック(Jpn1)3着、内房SC
Point - 特徴と適性
当クラブ初となるフリオーソ産駒の登場です。セリ会場では立ち上がったりと若さが目立った分、価格が競り上がらなかった印象もあり、当募集では一番最後のご紹介となるものの、期待の大きさでは先にご紹介した馬たちになんら劣ることはありません。父の産駒は使いながら経験を積むことで力を付けてくる印象があり、好調期に入ると連勝や連続しての好走が目立ちます。実績馬は圧倒的に牡馬に偏っており、テルペリオン、ホーリーブレイズ、エイコーンが現役のオープン馬として活躍中です。今年の東京ダービーはヒカリオーソが制し、南関東の頂点に輝きました。全兄のスズカフリオーソが4勝を挙げているのも心強いデータと言えるでしょう。近親にあたるダイアトニックやカッパツハッチがスピードを武器に活躍しており、牝系に活気があるのも大きな後押しです。ダート中距離戦を主戦場に、コツコツと賞金を積み重ねながら出世を果たす、そんな競走生活を思い描いています。