ハリウッドローズの2018
父:ヴィクトワールピサ 母の父:ラムタラ 鹿毛 2018年5月9日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:鎌田正嗣
- ■育成先:愛知ステーブル
- ■栗東・本田優厩舎予定
1口出資額:55,000円
大志を抱き、光輝な未来を切り拓け
父 SIRE ヴィクトワールピサ
競走成績:15戦8勝(海外1勝)
有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、ドバイワールドC(首G1)、中山記念(G2)、弥生賞(G2)、日本ダービー(G1)3着、ジャパンC(G1)3着
皐月賞、有馬記念で国内の頂点を極め、日本馬として初となるドバイワールドCの栄冠を勝ち取ったヴィクトワールピサ。ダートや短距離まで幅広いカテゴリーに活躍馬を送り出しています。いまのところG1レベルに達した産駒はジュエラー(桜花賞)のみながら、母がヨーロッパの長距離重賞に勝ち、半兄にアサクサデンエン(安田記念)がいる活力にあふれた血筋です。
種牡馬成績
2012年より供用
初年度産駒ジュエラーが桜花賞優勝
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●ジュエラー:桜花賞(G1)、チューリップ賞(G3)2着、シンザン記念(G3)2着
- ●パールコード:秋華賞(G1)2着、フローラS(G2)2着
- ●アウトライアーズ:スプリングS(G2)2着、関門橋S
- ●ブレイキングドーン:ラジオNIKKEI 賞(G3)、弥生賞(G2)3着、京都2歳S(G3)2着
- ●ウィクトーリア:フローラS(G2)
- ●スカーレットカラー:クイーンS(G3)2着、マーメイドS(G3)3着
母の父 BROODMARE SIRE ラムタラ
競走成績:4戦4勝
英ダービー(英G1)、凱旋門賞(仏G1)、Kジョージ6世&QエリザベスS(英G1)
ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、凱旋門賞と無傷で制したラムタラ。高額のトレードマネーで導入され、重賞ウィナーも誕生したものの、大きな期待に応えたとはいえず、英国へ輸出。それでも、母の父となってヒルノダムールが天皇賞(春)の優勝を成し遂げ、「神の馬」らしい底力を証明しました。
母の父代表馬
- ●ヒルノダムール(父マンハッタンカフェ):天皇賞(春)(G1)、産経大阪杯(G2)、皐月賞(G1)2着、日経新春杯(G2)2着、札幌記念(G2)3着、京都記念(G2)3着、フォワ賞(仏G2)2着、鳴尾記念(G3)2着
- ●スピリッツミノル(父ディープスカイ):大阪城S(L)、すみれS(OP)
- ●テーオーケンジャ(父キャプテンスティーヴ):関門橋S、日高特別
Point - 特徴と適性
母は1勝馬ながら、堅実な走りを見せ、全39戦をタフに戦い抜きました。繁殖入りしてからは産駒たちがコンスタントに勝ち上がっています。全兄となるジョルジュサンクは、クラシックの登竜門と呼ばれるすみれステークスを制し、重賞ウィナーであるブラックスピネルやアドマイヤエイカンを相手に快勝するなど、クラシック戦線を大いに盛り上げました。本馬は母が高齢な点が唯一の懸念材料と言えますが、父の産駒は前出の全兄をはじめ、ジュエラー(母15歳時に出生)、パールコード(同18歳)と、高齢な繁殖牝馬との配合で多数の活躍馬を輩出しており、その心配も杞憂に終わりそうです。ビロードのような光沢のある薄い皮膚や、俊敏で柔軟性に富んだフットワークなど、随所に資質の高さを感じ取ることができ、芝向きで距離の融通性も利きそうな印象を受けます。兄が成し得ていない重賞制覇の夢を託したくなる好素材です。