サマールナの2018
父:キズナ 母の父:アドマイヤムーン 青鹿毛 2018年3月22日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:秋場牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・池上昌和厩舎予定
1口出資額:40,000円
勝ち星量産のキズナ産駒。兄とともに母の名声を高める
父 SIRE キズナ
競走成績:14戦7勝(海外1勝)
日本ダービー(G1)、産経大阪杯(G2)、京都新聞杯(G2)、ニエル賞(仏G2)、毎日杯(G3)
ビアンフェが同期の先陣を切って重賞勝ちを収め、好ダッシュを決めたキズナ。ファーストシーズンサイアーに輝くのは濃厚なうえ、父ディープインパクトと2歳リーディングのトップを争っています。英ダービー馬を退けたニエル賞に続き、凱旋門賞でも4着と健闘し、世界レベルのポテンシャルも示しました。父譲りのバネや柔軟性とともに、非凡なパワーも兼備しています。
種牡馬成績
2016年より供用。2019年に産駒がデビュー
初年度産駒より重賞馬(ビアンフェ)を輩出
©上田美貴子
代表産駒
- ●ビアンフェ:函館2歳S(G3)
- ●ルーチェデラヴィタ:コスモス賞(OP)
- ●クリスティ:アイビーS(L)2着
- ●グランスピード:野路菊S(OP)2着
- ●マルターズディオサ:サフラン賞
- ●クリアサウンド:新潟2歳S(G3)4着
母の父 BROODMARE SIRE アドマイヤムーン
競走成績:17戦10勝(海外1勝)
ドバイデューティフリー(G1)、ジャパンC(G1)、宝塚記念(G1)
強靭な末脚を武器に、3つのビッグタイトルを奪取。世界へ名を轟かせたチャンピオンです。エンドスウィープの後継らしく、マイル以下に活躍馬が多数。成長力に富み、セイウンコウセイ、ファインニードルと2頭のG1馬を送り出しました。母の父としては長めの距離に対応する例も多く、着実に勝鞍を増やしています。
母の父代表馬
- ●エイコーン(父フリオーソ):花園S
- ●ハギノアレス(父ハーツクライ):鴨川特別
- ●ロールオブサンダー(父エピファネイア):紫菊賞、2歳新馬
- ●レコードチェイサー(父ディープブリランテ):HTB杯、JRA認定フレッシュCh、JRA認定ウィナーズCh
- ●ムスコローソ(父ヘニーヒューズ):2歳新馬、クロッカスS(L)3着
- ●ニューモニュメント(父ヘニーヒューズ):昇竜S(OP)2着、青竜S(OP)3着
Point - 特徴と適性
母は当クラブ所属馬として4勝を挙げた活躍馬です。3歳時に、後にオープン特別を3勝、重賞で2着3回の実績を残したサンライズメジャーらを一蹴し、クリスマスキャロル賞を制すなど、非凡なスピードや卓越したレースセンスを武器に活躍しました。第80代のダービー馬である父は2019年の2歳馬が初年度産駒となりますが、種牡馬としても、これまで期待に違わぬ成績を収めています。約4 ヶ月間で20頭に迫ろうかという勢いで勝ち馬を続々と輩出しており、一流種牡馬としての地位を築き上げました。既に重賞をビアンフェが、オープン特別をルーチェデラヴィタが制しており、今後も破竹の勢いで実績を積み上げていくことでしょう。初仔で昨年の募集馬であった半兄サークルデイズは入厩を間近に控えており、薄手でスラッとしたフォルムでしたが、本馬はその兄よりも厚みとボリューム感があり、よりスピードやパワーを感じさせる馬体の持ち主です。日高地方で随一の実績を誇る育成場のサポートも心強く、順調に進むようであれば、早期始動も可能とみています。母同様に芝のマイル前後が合いそうな印象で、兄とともに母の名声を高めてくれることでしょう。