アンジェリックの2019
父:ドゥラメンテ 母の父:シンボリクリスエス 青鹿毛 2019年3月21日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:杵臼牧場
- ■育成先:愛知ステーブル小松分場
1口価格:95,000円
底力に富む好配合。令和の豪傑誕生の予感
父 SIRE ドゥラメンテ
競走成績:9戦5勝
日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)、中山記念(G2)、宝塚記念(G1)2着、ドバイシーマクラシック(G1)2着
ハイレベルな世代にあって、春のクラシック2冠を完勝した天才肌。故障に見舞われなければ、日本競馬史上でも最強の地位を築けたかもしれません。父キングカメハメハ、母の父サンデーサイレンスというトップサイアー同士の組み合わせ。母アドマイヤグルーヴ、祖母エアグルーヴ、曽祖母ダイナカールに連なる日本を代表するファミリーだけに、絶大な人気を誇っています。
種牡馬成績
2017年より供用
2020年の2歳馬が初年度産駒
©上田美貴子
代表産駒
- ●アスコルターレ:2歳新馬
- ●キングストンボーイ:2歳新馬
- ●ダノンシュネラ:2歳新馬
- ●ドゥラヴェルデ:2歳新馬
- ●ドゥラモンド:2歳新馬
- ●トーセンウォーリア:シャイニングスター賞、若竹特別
母の父 BROODMARE SIRE シンボリクリスエス
競走成績:15戦8勝
有馬記念(G1)2回、天皇賞(秋)(G1)2回、神戸新聞杯(G2)、青葉賞(G2)
天皇賞(秋)と有馬記念の連覇を果たし、2年に渡って年度代表馬に選出されたシンボリクリスエス。種牡馬としても成功を収め、6年連続してリーディングの4位以内を堅持しました。レイデオロをはじめ、母の父の成功例も多々。近3年のBMSランキングは10位以内で推移していて、さらなるジャンプアップが必至です。
母の父代表馬
- ●レイデオロ(父キングカメハメハ) 日本ダービー(G1)、天皇賞(秋)(G1)、オールカマー(G2)
- ●オジュウチョウサン(父ステイゴールド) 中山グランドJ(JG1)5回、中山大障害(JG1)2回
- ●ミスパンテール(父ダイワメジャー) 阪神牝馬S(G2)、ターコイズS(G3)2回、京都牝馬S(G3)
- ●レイエンダ(父キングカメハメハ) エプソムC(G3)、セントライト記念(G2)2着、富士S(G3)2着
- ●オーソリティ(父オルフェーヴル) 青葉賞(G2)、弥生賞ディープインパクト記念(G2)3着
Point - 特徴と適性
昨年のセレクトセールの当歳セッションで落札いたしました。母は現役時代に4勝、その全てを東京コースで挙げているように鋭い決め手を武器に活躍。重賞ウィナーらとも接戦を演じるなど、高い素質の持ち主でした。父は現2歳が初年度産駒となりますが、既に8頭※が勝利を挙げており、相手をねじ伏せるような勝ち方が印象的で、父の高い身体能力や豪快なレースぶりが産駒たちにもしっかりと受け継がれている印象です。血統表に目を移すと、父をはじめ、キングカメハメハ、アドマイヤグルーヴ(その母エアグルーヴ)、シンボリクリスエスといった東京・芝2400mで実績を残した名馬たちの存在が浮かび上がります。そこに産駒が東京コースを得意とした名種牡馬トニービンのクロスが加わるとなれば、東京競馬場での活躍を意識せずにはいられません。洗練されたシルエットの持ち主であり、柔軟性に富んだ動きも魅力的で、芝向きの軽快さに加え、距離の融通も利きそうな印象です。欅の向こう側から一気に進出し、長い直線で相手を一気になぎ倒す、そんな豪快なレースを披露してくれることでしょう。
※8/17現在