ジュベルアリの2019
父:モーリス 母の父:ディープインパクト 鹿毛 2019年4月14日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
1口価格:85,000円
一流馬を送る名牝系。世界制圧へ揺るぎなし
父 SIRE モーリス
競走成績:18戦11勝(海外3勝)
安田記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)、マイルCS(G1)、香港C(G1)、チャンピオンズマイル(G1)、香港マイル(G1)
4歳になって急成長を遂げ、安田記念を皮切りにマイルG1を4連勝したモーリス。さらに中距離まで守備範囲を広げ、天皇賞(秋)、香港Cのタイトルも手中に収めました。ジャパンCを制したスクリーンヒーローの後継。配合によってはクラシックディスタンスも克服できるでしょう。初年度から10頭以上のG1ウィナーと交配。多数のスターホースを輩出するはずです。
種牡馬成績
2017年より供用
2017〜19年秋シーズンは豪州にてシャトル供用。2020年の2歳馬が初年度産駒
©Arrowfield Stud
代表産駒
- ●カイザーノヴァ:2歳新馬、函館2歳S(G3)5着
- ●インフィナイト:2歳新馬
- ●ストゥーティ:2歳新馬
- ●テーオーメアリー:2歳新馬
- ●カランドゥーラ:コスモス賞(OP)2着
母の父 BROODMARE SIRE ディープインパクト
競走成績:14戦12勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)
稀代のスーパーホースであり、種牡馬としても日本競馬にとって至宝と言えるディープインパクト。前8年に続き、今シーズンもリーディングのトップを独走しています。次世代を担うトップクラスの繁殖が揃っているだけに、母の父になっても着々と存在感を高めつつあり、既に4頭の重賞ウィナーを送り出しました。
母の父代表馬
- ●キセキ(父ルーラーシップ) 菊花賞(G1)、ジャパンC(G1)2着、宝塚記念(G1)2着2回、大阪杯(G1)2着、天皇賞(秋)(G1)3着
- ●ファンタジスト(父ロードカナロア) 京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)、セントウルS(G2)2着、スプリングS(G2)2着
- ●ラストドラフト(父ノヴェリスト) 京成杯(G3)、中日新聞杯(G3)2着、AJCC(G2)3着
- ●ハッピーアワー(父ハービンジャー) ファルコンS(G3)、すずらん賞(OP)、デイリー杯2歳S(G2)3着
Point - 特徴と適性
本年のセレクトセールで購買した期待のモーリス産駒の登場です。父の産駒は現2歳が初年度となっており、自身がそうであったように産駒たちの本領発揮もこれからだと思われ、荒削りながらも高い能力を感じさせる馬が多い印象です。祖母ドバイマジェスティは米国の牝馬チャンピオンスプリンターであり、母の1つ下の全弟アルアインは皐月賞、大阪杯と2000mのG1競走を2勝しています。また、さらにその下の全弟ダノンマジェスティは新馬戦を圧勝し、2戦目の重賞で1番人気の支持を受けるなど、高い能力を感じさせる1頭です。母自身は未出走ながら、むしろ競走で疲弊しなかったことで活力が十分に残されていると考えられるだけに、その血統背景も相まって、産駒が大活躍しても何ら驚けません。本馬はその3番仔にあたり、数字以上に体を大きく見せ、肩周りやトモにははち切れんばかりの筋肉が搭載されており、鍛えれば鍛えるほどに発達しそうな質の良さも感じさせます。父のように芝のマイル〜中距離戦での活躍を期待したい好素材です。