アルテミスハートの2019
父:ラブリーデイ 母の父:ハーツクライ 青毛 2019年3月13日生 牡
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
1口価格:85,000円
ダービー馬誕生の母系から新たなスター候補
父 SIRE ラブリーデイ
競走成績:33戦9勝
天皇賞(秋)(G1)、宝塚記念(G1)、京都大賞典(G2)、京都記念(G2)、鳴尾記念(G3)、中山金杯(G3)、ジャパンC(G1)3着
2歳夏にデビュー勝ちして以来、常に一線級を相手に戦いながら本格化を遂げ、宝塚記念、天皇賞(秋)で頂点を極めたラブリーデイ。タフな体質や成長力を産駒に伝えるでしょう。様々なカテゴリーに一流馬を送り出したキングカメハメハの後継であり、堅実に活躍する母系だけに、多数の繁殖を集めています。早速、初年度産駒が新馬戦を制し、上々のスタートを切りました。
種牡馬成績
2017年より供用
2020年の2歳馬が初年度産駒
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●ジャカランダレーン:2歳新馬、ダリア賞(OP)3着
- ●フクノラプラーニュ:2歳新馬
- ●クールシャワー:2歳未勝利
- ●ロンギングバース:2歳未勝利
母の父 BROODMARE SIRE ハーツクライ
競走成績:19戦5勝(海外1勝)
有馬記念(G1)、ドバイシーマクラシック(G1)、京都新聞杯(G2)、日本ダービー(G1)2着、ジャパンC(G1)2着
有馬記念やドバイシーマクラシックを制したハーツクライ。古馬になって完成された自身と同様、産駒は成長力に富むのが特長であり、大舞台で強さを発揮します。優秀な繁殖の増加に伴い、母の父としても注目度は高まる一方。順調に成績を伸ばし、既に4頭の重賞ウィナーを送り出しました。G1級の登場は必至でしょう。
母の父代表馬
- ●トロワゼトワル(父ロードカナロア) 京成杯オータムH(G3)、豊明S、賢島特別、関屋記念(G3)2着
- ●ケイデンスコール(父ロードカナロア) 新潟2歳S(G3)、NHKマイルC(G1)2着
- ●ヴァルディゼール(父ロードカナロア) シンザン記念(G3)、洛陽S(L)
- ●Tagaloa(父ロードカナロア) MRCブルーダイアモンドS(G1)、STCトッドマンS(G2)2着
- ●スズカカナロア(父ロードカナロア) マカオJCT3着、2歳新馬
Point - 特徴と適性
本年のセレクトセールでの購買馬です。青毛の馬体に加え、ビロードを纏ったかのような艶やかな皮膚に覆われており、品の良さが伝わってきます。父は現2歳が初年度産駒となりますが、セリでの高額落札に加え、既に中央競馬で4頭※が勝利を挙げており、他にもすぐに勝ち上がれそうな馬も多いだけに、種牡馬としての評価はさらに高まってくると思われ、見通しは明るいと言えそうです。母の半兄は第77代ダービー馬であるエイシンフラッシュです。ダービーのみならず、自身の名を体現するかのような末脚で制した天皇賞(秋)(G1)も然り、その雄姿が今でも多くの競馬ファンの脳裏に焼き付いています。血統背景も大きな魅力ですが、均整のとれた漆黒の馬体に加え、柔軟性と力強さを兼備した動きも強調しておきたいポイントです。伯父のように芝の中距離戦で閃光のごとく伸びてくる姿が目に浮かんできます。クラシック戦線での活躍を見込む期待の1頭です。
※8/17現在