クラウンプリンセスの2019
父:ロードカナロア 母の父:スペシャルウィーク 鹿毛 2019年5月10日生 牝
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
1口価格:80,000円
優秀な母系、実績ある配合が結実。桜の舞台へまっしぐら
父 SIRE ロードカナロア
競走成績:19戦13勝(海外2勝)
香港スプリント(G1)2回、スプリンターズS(G1)2回、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)
日本の短距離界を席巻したうえ、香港スプリントも連覇して世界に名を轟かせたロードカナロア。豊かなスピードを産駒に伝え、勝鞍を量産しています。アーモンドアイ、サートゥルナーリアらがクラシックディスタンスを克服しているように、オールマイティな個性。ポスト・ディープインパクトの筆頭格であり、今シーズンはリーディング2位へのジャンプアップが確実です。
種牡馬成績
2014年より供用
2018・2019年2年連続のJRA年間100勝を達成
©上田美貴子
代表産駒
- ●アーモンドアイ:ジャパンC(G1)、天皇賞(秋)(G1)、オークス(G1)、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)、ドバイターフ(G1)
- ●サートゥルナーリア:皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)、金鯱賞(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ステルヴィオ:マイルCS(G1)、スプリングS(G2)、朝日杯FS(G1)2着
- ●ダノンスマッシュ:京王杯スプリングC(G2)、オーシャンS(G3)、シルクロードS(G3)、キーンランドC(G3)、京阪杯(G3)
母の父 BROODMARE SIRE スペシャルウィーク
競走成績:17戦10勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、天皇賞(春・秋)(G1)、阪神大賞典(G2)
シーザリオ、ブエナビスタ、トーホウジャッカルといったクラシックウィナーを輩出する一方、ダートで出世する産駒も多かったスペシャルウィーク。母の父へと世代交代が進むなか、大舞台での強さは健在です。エピファネイア、サートゥルナーリア、ディアドラ、リオンディーズ等、多彩な一流馬が登場しています。
母の父代表馬
- ●エピファネイア(父シンボリクリスエス) ジャパンC(G1)、菊花賞(G1)、日本ダービー(G1)2着
- ●サートゥルナーリア(父ロードカナロア) 皐月賞(G1)、ホープフルS(G1)、金鯱賞(G2)、神戸新聞杯(G2)
- ●ディアドラ(父ハービンジャー) 秋華賞(G1)、ナッソーS(G1)、府中牝馬S(G2)、香港C(G1)2着
- ●リオンディーズ(父キングカメハメハ) 朝日杯FS(G1)、弥生賞(G2)2着、日本ダービー(G1)5着
- ●タイセイビジョン(父タートルボウル) 京王杯2歳S(G2)、アーリントンC(G3)、朝日杯FS(G1)2着
Point - 特徴と適性
本馬も本年のセレクトセールで購買した1頭です。父は依然として高い人気を誇り、日本を代表するトップサイアー。本年も高額落札馬を送るなど、注目度は高水準で推移しています。母の全弟には日本ダービー(Jpn1)で2着に入るなど、ケレン味のない逃げ、先行で記憶に残る走りを見せたリーチザクラウンがおり、母自身もオープン特別を2勝した実績馬です。母はここまで目立った活躍馬は送り出せていないものの、配されてきた種牡馬は重厚感のあるタイプが多く、スピード能力に長けた種牡馬を配合したことで、これまでの産駒傾向から一変したと見込んでいます。父と母の父の組み合わせでは、現役屈指の実力馬サートゥルナーリアや重賞ウィナーのグルーヴィットなど、まだ数が少なくはありますが、続々と活躍馬が誕生しているように、相性の良い配合と言えるでしょう。母と同様に芝のマイル前後での活躍を見込んでおり、母があと一歩のところで手が届かなかった重賞勝ちを期待しています。