クインポルカの2019
父:キズナ 母の父:タニノギムレット 芦毛 2019年4月26日生 牡
- ■生産地:浦河
- ■生産者:浦河日成牧場
- ■育成先:三嶋牧場
1口価格:44,000円
全身から漲るエナジー。一族の底力を見せつけろ
父 SIRE キズナ
競走成績:14戦7勝(海外1勝)
日本ダービー(G1)、産経大阪杯(G2)、京都新聞杯(G2)、ニエル賞(G2)、毎日杯(G3)
昨年に新種牡馬リーディングに輝いたキズナ。2歳ランキングでも父のディープインパクトに次ぐ2位を確保しました。圧巻のパフォーマンスでダービー制覇を果たしたうえ、英ダービー馬を退けたニエル賞に続き、凱旋門賞でも4着に健闘。世界レベルのポテンシャルを示しました。父譲りのバネや柔軟性とともに、非凡なパワーも兼備。産駒は幅広い条件に対応できます。
種牡馬成績
2016年より供用
2019年総合&JRAファーストシーズンサイアーチャンピオン
©上田美貴子
代表産駒
- ●マルターズディオサ:チューリップ賞(G2)、阪神JF(G1)2着
- ●ビアンフェ:函館2歳S(G3)、葵S(重賞)、京王杯2歳S(G2)2着
- ●ディープボンド:京都新聞杯(G2)、日本ダービー(G1)5着
- ●クリスタルブラック:京成杯(G3)
- ●アブレイズ:フラワーC(G3)
- ●キメラヴェリテ:北海道2歳優駿(Jpn3)、若葉S(L)2着
母の父 BROODMARE SIRE タニノギムレット
競走成績:8戦5勝
日本ダービー(G1)、スプリングS(G2)、アーリントンC(G3)、皐月賞(G1)3着
父仔2代となるダービー制覇を果たしたウオッカを筆頭に、多数の逸材を送ったタニノギムレット。産駒は強靭な筋肉を受け継ぎ、キャリアを重ねながら成績を伸ばす傾向にあります。オールマイティなブライアンズタイムの後継だけに、多彩なキャラクターを輩出。母の父としても、既に5頭が重賞勝ちを果たしました。
母の父代表馬
- ●パフォーマプロミス(父ステイゴールド) Ar共和国杯(G2)、日経新春杯(G2)、天皇賞(春)(G1)3着
- ●クラージュゲリエ(父キングカメハメハ) 京都2歳S(G3)、共同通信杯(G3)3着、札幌2歳S(G3)3着
- ●ブレスジャーニー(父バトルプラン) 東スポ杯2歳S(G3)、サウジアラビアロイヤルC(G3)
- ●プロフェット(父ハービンジャー) 京成杯(G3)、札幌2歳S(G3)2着
- ●タガノディグオ(父エンパイアメーカー) 兵庫CS(Jpn2)、ジャパンDダービー(Jpn1)3着
Point - 特徴と適性
ダートの短距離戦で鋭い末脚を武器に2勝を挙げ、今後のさらなる活躍が期待されるトリッチトラッチの半弟です。母は現役時は未勝利に終わりましたが、芝1400mの新馬戦でのちの重賞3勝馬の2着に入るなど、能力の片鱗を見せました。祖母レイナワルツを含め、当クラブではお馴染みの血統と言え、ダート色が強い印象をお持ちになるかもしれませんが、祖母の産駒ティーエスクライとティーエスネオは芝で勝利を積み重ねて上級クラスに出世を果たしています。父は続々と活躍馬を輩出しており、今後のさらなる躍進が当然視される存在です。ゴールドアリュール産駒の姉はダートで結果を出していますが、父が変わったことで印象も大きく異なります。ゆとりのあるつくりで動きは実に滑らかです。父と母の父はともに日本ダービー馬であり、“ダービー馬はダービー馬から”の格言が想起されます。クラブ所属のキズナ産駒グランスピードのように中距離戦での活躍を見込んでおり、クラシックロードを歩ませたい期待の1頭です。