サマールナの2019
父:エピファネイア 母の父:アドマイヤムーン 栗毛 2019年4月24日生 牝
- ■生産地:浦河
- ■生産者:秋場牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
1口価格:30,000円
ターフに輝く一番星。燦然と母の夢を実現せよ
父 SIRE エピファネイア
競走成績:14戦6勝
ジャパンC(G1)、菊花賞(G1)、神戸新聞杯(G2)、日本ダービー(G1)2着、皐月賞(G1)2着
シンボリクリスエスが送った待望のクラシックホース。ジャパンCでもワンサイド勝ちを演じました。母シーザリオはオークスに優勝しただけでなく、アメリカンオークスでもG1制覇を成し遂げた名牝。父らしい爆発力とともに、母のしなやかさを兼備した個性です。ファーストシーズンランキングの2位に輝いたうえ、今春はデアリングタクトが牝馬2冠を快勝しました。
種牡馬成績
2016年より供用(2015年秋シーズン、南半球向け供用)
2019年総合&JRAファーストシーズンサイアーランキング2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●デアリングタクト:オークス(G1)、桜花賞(G1)、エルフィンS(L)
- ●シーズンズギフト:ニュージーランドT(G2)2着、フラワーC(G3)3着
- ●スカイグルーヴ:京成杯(G3)2着、2歳新馬
- ●ロールオブサンダー:兵庫特別、紫菊賞、京都2歳S(G3)3着、2歳新馬
- ●クラヴェル:三面川特別、2歳新馬
- ●アリストテレス:出雲崎特別、すみれS(L)2着、若駒S(L)2着
母の父 BROODMARE SIRE アドマイヤムーン
競走成績:17戦10勝(海外1勝)
ドバイデューティフリー(G1)、ジャパンC(G1)、宝塚記念(G1)
強靭な末脚を武器に、3つのビッグタイトルを奪取。世界へ名を轟かせたチャンピオンです。エンドスウィープの後継らしく、マイル以下に活躍馬が集中。セイウンコウセイ、ファインニードルと2頭のG1馬を輩出しました。母の父としては長めの距離やダートに対応する例も多く、右肩上がりに勝利数を伸ばしています。
母の父代表馬
- ●エイコーン(父フリオーソ) 花園S、東京大賞典(G1)5着
- ●ドリームソルジャー(父ドリームジャーニー) 阿武隈S、若戸大橋特別
- ●ハギノアトラス(父クロフネ) 花のみちS、和布刈特別
- ●ニューモニュメント(父ヘニーヒューズ) 鈴鹿特別、昇竜S(OP)2着、青竜S(OP)3着
- ●ロールオブサンダー(父エピファネイア) 兵庫特別、紫菊賞、京都2歳S(G3)3着
Point - 特徴と適性
クラブ所属馬として4勝を挙げ、スピードを武器に活躍した母の産駒が3年連続での登場です。母は全ての勝鞍が芝1600〜1800mですが、1200〜1400mでも上位争いを演じた実績があるだけに、潜在的なスピード能力は目を見張るものがありました。本馬はその3番仔にて初の牝馬ということで、兄たちとはタイプが異なっており、無駄のない研ぎ澄まされたフォルムの持ち主です。現状ではコンパクトなつくりながら、遅めの生まれでもあり、半兄のデストゥリエーレも育成開始後にビルドアップし、体重も増加していったように、本馬も今後の鍛錬によって来春には見違える姿に変貌を遂げてくれることでしょう。父は初年度から、無敗の牝馬2冠を達成して今秋には3冠を期待されるデアリングタクトを送り出しており、他にも続々と素質馬が誕生。早くも一流種牡馬としての地位を確立しています。父と母の父の組み合わせでは3勝※を挙げ、重賞戦線でも活躍を見せるロールオブサンダーがおり、相性の良さも見逃せません。本馬には母のようにスピード能力を活かし、息の長い活躍を期待しています。
※8/17現在