クイーンキセキの2019
父:ヘニーヒューズ 母の父:フジキセキ 鹿毛 2019年4月12日生 牝
- ■生産地:浦河
- ■生産者:浦河日成牧場
- ■育成先:愛知ステーブル
1口価格:28,000円
秘める天性のスピード能力。一気呵成に駆け抜けろ
父 SIRE ヘニーヒューズ
競走成績:10戦6勝
ヴォスバーグS(G1)、キングズビショップS(G1)、サラトガスペシャルS(G2)、ジャージーショアS(G3)
アメリカのスプリント界でG1を2勝したヘニーヒューズ。日本でも馴染み深いヘネシーの後継であり、アジアエクスプレス、モーニンらの活躍に後押しされ、輸入後は多数の繁殖を集めています。豊富なスピードを産駒に伝え、早い時期からコンスタントに活躍。昨年はJRAリーディングの13位に躍進したうえ、ダートに限れば2位と信頼度は絶大です。
種牡馬成績
2014年より供用。2017年ファーストシーズンサイアーランキング2位2019年
JRAダートランキング2位
©(株)優駿
代表産駒
- ●モーニン:フェブラリーS(G1)、根岸S(G3)、武蔵野S(G3)3着
- ●ワイドファラオ:かしわ記念(Jpn1)、NzT(G2)、ユニコーンS(G3)
- ●アジアエクスプレス:朝日杯FS(G1)、レパードS(G3)、スプリングS(G2)2着、アンタレスS(G3)2着
- ●Beholder:BCディスタフ(G1)2回、サンタアニタオークス(G1)、BCジュヴェナイルフィリーズ(G1)、ラスヴィルヘネスS(G1)、ヴァニティマイルS(G1)
母の父 BROODMARE SIRE フジキセキ
競走成績:4戦4勝
朝日杯3歳S(G1)、弥生賞(G2)、もみじS(OP)
サンデーサイレンスのファーストクロップにして、長きに渡って代表的な後継の座を守ったフジキセキ。この父系ながらスピードやパワーに優れ、芝・ダート、距離を問わずに11頭ものG1ホースを送り出しました。母の父になっても信頼度は断然であり、2010年以来、BMSランキングの10位以内をキープしています。
母の父代表馬
- ●サウンドトゥルー(父フレンチデピュティ) チャンピオンズC(G1)、JBCクラシック(Jpn1)
- ●ホワイトフーガ(父クロフネ) JBCレディスクラシック(Jpn1)2回、さきたま杯(Jpn2)
- ●アリゼオ(父シンボリクリスエス) 毎日王冠(G2)、スプリングS(G2)
- ●パドトロワ(父スウェプトオーヴァーボード) 函館スプリントS(G3)、キーンランドC(G3)、アイビスサマーD(G3)
- ●アナザートゥルース(父アイルハヴアナザー) ダイオライト記念(Jpn2)、アンタレスS(G3)
Point - 特徴と適性
母の産駒は3頭目の募集となりますが、父がヘニーヒューズに、牡馬から牝馬に変わったことで兄たちとはタイプの異なる産駒の誕生となりました。父の産駒はダートの短距離戦線での活躍が目立っていますが、芝で結果を出す産駒も散見されます。現役の代表産駒とも言えるワイドファラオは芝で重賞を制した後にダートへ転向すると、ユニコーンS(G3)に加え、かしわ記念(Jpn1)も優勝。また、父と母の父の相性も抜群で、勝ち上がり率は60%を優に超えており、クラブ所属のフルールドネージュも同じ組み合わせです。現役ではドンフォルティスが活躍中で、全日本2歳優駿(Jpn1)ではルヴァンスレーヴの2着に甘んじましたが、伏竜S(OP)では同馬を破ってリベンジを果たしています。フサイチセブン産駒の兄も勝利を挙げており、スピードを武器に堅実な走りを見せてくれることでしょう。本馬も主戦場はダート戦になりそうですが、母が芝で勝ち星を挙げていることもあり、芝で躍進しても何ら不思議ではありません。