メジャーフォルムの2020
父:モーリス 母の父:ダイワメジャー 青毛 2020年5月9日生 牡
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■栗東・松永幹夫厩舎予定
1口価格:60,000円
国内外の強豪を凌駕した父が送る最高傑作。漆黒の戦士が激闘を制す
父 SIRE モーリス
競走成績:18戦11勝(海外3勝)
安田記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)、マイルCS(G1)、香港C(G1)、チャンピオンズマイル(G1)、香港マイル(G1)
4歳になって急成長を遂げ、安田記念を皮切りにマイルG1を4連勝したモーリス。さらに中距離まで守備範囲を広げ、天皇賞(秋)、香港Cのタイトルも手中に収めました。豊かなスピードを産駒に伝え、現3歳の初年度産駒から既に3頭の重賞ウィナーが誕生。ジャパンCを制したスクリーンヒーローの後継だけに、配合によってはクラシックディスタンスも克服できます。
種牡馬成績
2017年より供用。
2020年総合&JRAファーストシーズンサイアーランキング第2位、総合&JRA2歳サイアーランキング第3位
©上田美貴子
代表産駒
- ●ルークズネスト:ファルコンS(G3)、シンザン記念(G3)2着
- ●シゲルピンクルビー:2歳新馬、フィリーズレビュー(G2)
- ●ピクシーナイト:2歳新馬、シンザン記念(G3)、CBC賞(G3)2着
- ●ルペルカーリア:京都新聞杯(G2)2着、毎日杯(G3)4着
- ●インフィナイト:2歳新馬、サウジアラビアRC(G3)2着
- ●アルナシーム:2歳新馬
母の父 BROODMARE SIRE ダイワメジャー
競走成績:28戦9勝
皐月賞(G1)、安田記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)、マイルCS(G1)2回、毎日王冠(G2)、マイラーズC(G2)
サンデーサイレンスの後継ながら、2年連続してJRA賞・最優秀短距離馬に選出されたスピード色が強い遺伝子です。早期からコンスタントに勝ち上がるうえ、底力にも富み、重賞ウィナーを量産。ブルードメアサイアーとしても注目株であり、優秀な繁殖の増加に伴い、昨年にJRAで25位、本年は20位まで成績を上げました。
母の父代表馬
- ●ストライプ(父ルーラーシップ):クロッカスS(L)
- ●ロードアクア(父ロードカナロア):TVh賞、北陸S、別府特別
- ●バーニングペスカ(父パイロ):小倉2歳S(G3)3着、ききょうS(OP)2着、橿原S2着
- ●ヴェスターヴァルト(父ノヴェリスト):飛騨S、ファルコンS(G3)3着、橘S(L)3着
- ●タイソウ(父モーリス):メルボルンT、プリンシパルS(L)3着
- ●タケルペガサス(父ダンカーク):鳳雛S(L)2着
Point - 特徴と適性
父は2歳時から素質の一端は見せていましたが、4歳になってから1000万条件を制すと、G1競走4勝を含む脅威の7連勝を成し遂げ、その後もG1競走を2勝するなど、国内外で圧倒的なパフォーマンスを披露しました。スピード、パワー、瞬発力のどれをとっても一級品であり、総合力の高さを存分に感じさせた名馬です。種牡馬としても秀逸で、初年度産駒から続々と重賞ウィナーを輩出しており、早くも一流種牡馬として歩みを進めています。現2歳世代からは当クラブ所属のアルナシームが芝1800mのデビュー戦を快勝しており、今後の活躍が期待されている1頭です。母はその父ダイワメジャー譲りのスピードとパワーを武器にダートの短距離戦で3勝を挙げた快速馬でしたが、芝でも桜花賞トライアルのアネモネS(OP)で差のない5着に健闘しており、芝への適性も垣間見せていました。本馬は予想を上回る落札価格となりましたが、馬体や動きをご覧いただければ競り上がった理由がご納得いただけるはずです。筋肉量豊富な馬体を有しながら、程よいクッション性も兼備しており、将来の活躍が今から楽しみでなりません。芝・ダートを問わず、マイル路線を中心に圧倒的なパワーを見せつけてくれることでしょう。