ラビルキンの2020
父:ドゥラメンテ 母の父:Indygo Shiner 鹿毛 2020年1月25日生 牡
- ■生産地:新冠
- ■生産者:ハクレイファーム
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・林徹厩舎予定
1口価格:50,000円
母はアルゼンチンの快速馬。父との化学反応により、無類の爆発力を生む
父 SIRE ドゥラメンテ
競走成績:9戦5勝
日本ダービー(G1)、皐月賞(G1)、中山記念(G2)、宝塚記念(G1)2着、ドバイシーマクラシック(G1)2着
ハイレベルな世代にあって、春のクラシック2冠を完勝した天才肌。故障に見舞われなければ、日本競馬史上でも最強の地位を築けたかもしれません。父キングカメハメハ、母の父サンデーサイレンスというトップサイアー同士の組み合わせ。母アドマイヤグルーヴ、祖母エアグルーヴ、曽祖母ダイナカールに連なる日本を代表するファミリーだけに、絶大な人気を誇っています。
種牡馬成績
2017年より供用。
2020年総合&JRAファーストシーズンサイアーチャンピオン、総合&JRA2歳サイアーランキング第2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●タイトルホルダー:弥生賞ディープインパクト記念(G2)、皐月賞(G1)2着、東スポ杯2歳S(G3)2着、ホープフルS(G1)4着
- ●アスコルターレ:マーガレットS(L)、もみじS(OP)
- ●キングストンボーイ:ベゴニア賞、青葉賞(G2)2着
- ●ジュンブルースカイ:萩S(L)2着、東スポ杯2歳S(G3)3着、フィリピンT2着
- ●ヴァリアメンテ:若駒S(L)2着、三木特別3着
母の父 BROODMARE SIRE Indygo Shiner
競走成績:12戦4勝
ジェファーソンC(G3)、グレイS(G1)2着、アーリントンクラシック(G2)2着、デルマーダービー(G2)2着
米国でG3を勝ったIndygo Shinerは、父としてアルゼンチンのダービー馬をはじめ、多くの活躍馬に恵まれて成功。エンパイアメーカーが近親にいる優秀な血統が種牡馬として花開きました。母の父になってもその影響力は衰えることなく重賞ウィナーを送り続け、国内でもエバーシャルマンのような重賞入着馬が誕生しています。
母の父代表馬
- ●Daniel Boone(父Roman Ruler):モンテビデオ大賞典(G1)、ミゲルケイン賞(G2)3着
- ●Legion de Honor(父Grand Reward):マイプ大賞典(G1)
- ●Amiguito Ciro(父Mutakddim):ミゲルケイン賞(G2)
- ●Agua Maxima(父Interdetto):ミゲルルイスモラレス賞(G2)、フォルトゥナートダミアニ賞(G3)、アンドレS.トーレス賞(G3)、エストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞典(G1)3着
- ●エバーシャルマン(父ハーツクライ):紫苑S(OP)3着、フローラS(G2)5着
Point - 特徴と適性
父ドゥラメンテは、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴと日本最上質の良血馬です。現役時は粗削りながらも底知れぬ能力を感じさせた馬で、その闘争心が諸刃の剣となるケースも見受けられましたが、持てる能力を出し切ったときの破壊力は鳥肌が立つほどでした。現3歳が初年度産駒となりますが、今年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)を制し、皐月賞(G1)でも2着に入ったタイトルホルダーをはじめ、重賞やリステッドで活躍する馬が多く誕生しています。ここまでの傾向から、活躍馬は牡馬に偏りが出ていることは特筆すべきポイントです。母はアルゼンチンで活躍し、芝・ダートを問わず、1000m戦の重賞で計4勝を挙げました。他にもG1競走での好走実績があり、持てる能力は非常に高いと見込んでいます。南米の実績馬が日本で活躍馬を産むケースは多く、サトノダイヤモンド、カレンブーケドール、ディアデラノビアなどのスターホースが誕生。写真ではいかにも成長途上でアンバランスに映りますが、はち切れんばかりの筋肉を搭載するトモに目を奪われます。どういうカテゴリーで活躍するかは今後の成長次第という印象もあり、ユニコーンライオンをはじめ、幾多の活躍馬を育て上げたシュウジデイファームの育成は心強い強調材料です。