ラビルキンの2021
父:キズナ 母の父:Indygo Shiner 青鹿毛 2021年1月21日生 牡
- ■生産地:新冠
- ■生産者:ハクレイファーム
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■栗東・松下武士厩舎予定
1口価格:70,000円
速さを備える南米の血脈。逞しき戦士が激闘を制す
父 SIRE キズナ
競走成績:14戦7勝(海外1勝)
日本ダービー(G1)、産経大阪杯(G2)、同2着、京都新聞杯(G2)、ニエル賞(G2)、毎日杯(G3)
2013年の日本ダービー馬。同年秋には凱旋門賞で4着に健闘と、世界レベルの実力を示しました。種牡馬としては非常に多才で、産駒からは芝・ダート、距離を問わず活躍馬が出ています。昨秋はアカイイトがエリザベス女王杯で産駒のG1初制覇を果たし、今春にはソングラインも安田記念を快勝。産駒の実績面では、ディープインパクトの後継種牡馬の筆頭です。
種牡馬成績
2016年より供用。2019年総合&JRAファーストシーズンサイアーチャンピオン
2021年総合&JRAサイアーランキング4位
©上田美貴子
代表産駒
- ●ソングライン:安田記念(G1)、富士S(G2)、1351ターフスプリント(G3)、紅梅S(L)、NHKマイルC(G1)2着
- ●アカイイト:エリザベス女王杯(G1)、金鯱賞(G2)3着
- ●ディープボンド:阪神大賞典(G2)2回、フォワ賞(G2)、有馬記念(G1)2着
- ●バスラットレオン:NZトロフィー(G2)、ゴドルフィンマイル(G2)、シンザン記念(G3)3着
- ●アスクワイルドモア:京都新聞杯(G2)、札幌2歳S(G3)2着、きさらぎ賞(G3)4着
母の父 BROODMARE SIRE Indygo Shiner
競走成績:12戦4勝
ジェファーソンC(G3)、グレイS(G1)2着、アーリントンクラシック(G2)2着、デルマーダービー(G2)2着
アルゼンチンのダービー馬をはじめ、多くの活躍馬に恵まれ、エンパイアメーカーが近親にいる優秀な血統が種牡馬として花開きました。母の父になってもその影響力は衰えることなく重賞ウィナーを送り続け、国内でもエバーシャルマンのような重賞入着馬が誕生しています。
母の父代表馬
- ●Daniel Boone(父Roman Ruler)モンテビデオ大賞典(G1)、ミゲルケイン賞(G2)3着
- ●Legion de Honor(父Grand Reward)マイプ大賞典(G1)
- ●Agua Maxima(父Interdetto)ラプラタ1000ギニー(G2)、ミゲルルイスモラレス賞(G2)、フォルトゥナートダミアニ賞(G3)、ディエゴホワイト賞(G3)、アンドレSトーレス賞(G3)
- ●エバーシャルマン(父ハーツクライ)紫苑S(L)3着、フローラS(G2)5着
Point - 特徴と適性
昨年に続いてラビルキンの産駒がラインナップに加わりました。母はアルゼンチンの快速馬でスピードを武器に活躍。芝・ダートを問わない走りで1000m戦の重賞を4勝し、G1競走で2着の実績もあります。近年アルゼンチンの実績馬が日本で繁殖入りし、活躍馬を産むケースが目立つようになりました。サトノダイヤモンド、マカヒキ、レシステンシア、ダノンファンタジー、カレンブーケドールなど枚挙に暇がありません。父はもはや説明が不要なほど、日本を代表するサイアーとなりました。ソングライン、ディープボンド、アカイイト、ファインルージュなど様々なカテゴリーで産駒が活躍しています。海外のビックレースで好成績を残す馬も多く見られるようになり、今後も国内外で飛躍する産駒が数多く登場することでしょう。本馬は筋肉量豊富で逞しい首差しなど、当クラブ所属のグランスピードを彷彿させる立ち姿です。一歩一歩の踏み込みがとても力強く、安定感抜群のフットワークを可能としています。中距離戦を主戦場に、芝・ダートを問わないオールラウンダーとして自身の名を轟かせてくれることでしょう。