キョウエイカプリスの2021
父:マジェスティックウォリアー 母の父:ゴールドアリュール 鹿毛 2021年2月13日生 牝
- ■生産地:日高
- ■生産者:モリナガファーム
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■栗東・田中克典厩舎予定
1口価格:50,000円
華麗なる砂上の女豹。砂塵を巻き上げ、疾風のごとく突き進め
父 SIRE マジェスティックウォリアー
競走成績:7戦2勝
ホープフルS(G1)、ウッディスティーヴンズS(G2)4着
2歳9月の米G1ホープフルSを最後方から一気に差し切り、デビュー2連勝でG1制覇。初年度産駒プリンセスオブシルマーがケンタッキーオークスなどG1を4勝。日本でもベストウォーリアがマイルCS南部杯連覇など活躍。輸入後もスマッシャー、サンライズホープとダート重賞勝ち馬をコンスタントに出しています。
種牡馬成績
2009年より米国で、2016年より日本で供用
2009年・2010年は亜国でシャトル供用
©イーストスタッド
代表産駒
- ●プリンセスオブシルマー:CCAオークス(G1)、ケンタッキーオークス(G1)、ベルダムS(G1)、アラバマS(G1)、オグデンフィップスS(G1)2着
- ●ベストウォーリア:マイルCS南部杯(Jpn1)2回、プロキオンS(G3)2回
- ●エアアルマス:東海S(G2)、エニフS(L)、太秦S(OP)、フェブラリーS(G1)5着
- ●スマッシャー:ユニコーンS(G3)、端午S(OP)3着、ジャパンDダービー(Jpn1)4着
- ●サンライズホープ:シリウスS(G3)、東海S(G2)4着
母の父 BROODMARE SIRE ゴールドアリュール
競走成績:16戦8勝
フェブラリーS(G1)、東京大賞典(G1)、ジャパンDダービー(G1)
ダート界で一時代を築いた種牡馬ゴールドアリュール。母の父としてもオメガパフュームを送り、自身の勝った東京大賞典を父としても母の父としても制しました。芝の活躍馬が多いハービンジャー産駒からもダート重賞勝ち馬ハービンマオを出したように、どんな相手でも高いダート適性を伝える種牡馬といえそうです。
母の父代表馬
- ●オメガパフューム(父スウェプトオーヴァーボード)東京大賞典(G1)4回、帝王賞(Jpn1)、アンタレスS(G3)、平安S(G3)、シリウスS(G3)、JBCクラシック(Jpn1)2着4回
- ●ハービンマオ(父ハービンジャー)関東オークス(Jpn2)、クイーン賞(Jpn3)4着
- ●ツーエムマイスター(父メイショウボーラー)パラダイスS(L)2着、朱鷺S(L)3着
- ●ドリュウ(父タイムパラドックス)BSN賞(L)3着、ポラリスS(OP)2着
Point - 特徴と適性
半姉は現在オープンの当クラブ所属馬ミラーウォーカーズです。本馬は父は違えど、姉と同様にボリューム感に富んだ筋肉を有し、卓越した脚力を有していることが想像できます。姉の同時期よりもしっかりとしている印象があり、同じようにダートの短距離戦線で飛躍を遂げることでしょう。アメリカ生まれの父はデビュー戦を快勝すると、その勢いを駆ってダート7ハロンのホープフルSでは後方から一気の末脚を炸裂、わずか2戦目でG1制覇を成し遂げています。初年度産駒からG1競走を4勝したプリンセスオブシルマーらが誕生し、北米・セカンドクロップサイアーランキングで1位を獲得。外国産馬として日本に輸入されたベストウォーリアが南部杯(Jpn1)を、エアアルマスも重賞を制しました。日本でスタッドインしてからもサンライズホープ、スマッシャーといった重賞ウィナーを続々と送り込んでおり、地方競馬でも多くの重賞勝ち馬が誕生し、セリでは産駒が高額で落札されるなど、種牡馬としての地位を確立しました。本馬にはまずは姉に追いつき、いずれは交流重賞の常連に育ってくれることを期待しています。