ブルーロータスの2021
父:カリフォルニアクローム 母の父:ディープインパクト 栗毛 2021年4月3日生 牡
- ■生産地:新ひだか
- ■生産者:三石川上牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■美浦・栗田徹厩舎予定
1口価格:44,000円
超優良牝系と歴史的名馬の強力タッグ。金色のファンタジスタが競馬界を席巻する
父 SIRE カリフォルニアクローム
競走成績:27戦16勝
ケンタッキーダービー(G1)、プリークネスS(G1)、ドバイワールドC(G1)、サンタアニタダービー(G1)、パシフィッククラシック(G1)、オーサムアゲインS(G1)、ハリウッドダービー(G1)
2014年と2016年に米年度代表馬に輝いた超一流馬。G1は通算7勝で、ダートの9〜10Fで6勝、芝の9Fで1勝。産駒からも、ダート6FのG2プライオレスS勝ち馬Cilla、芝8.5FのG2ジェサミンS勝ち馬California Angelと、芝とダートの両方で重賞ウィナーが出ました。自身の競走実績からすれば、今後は距離面でも産駒の活躍の場が広がるかもしれません。
種牡馬成績
2017年より米国で、2020年より日本で供用
2017年・2018年はチリでシャトル供用。2022年の1歳馬が日本での初年度産駒
©(株)ジェイエス
代表産駒
- ●Cilla:プライオレスS(G2)、フリゼットS(G1)3着、レイヴンランS(G2)3着
- ●California Angel:ジェサミンS(G2)
- ●California King:イタロトラベルソ銀杯(G2)、ゴンサロBデカーソ大賞(G2)2着
- ●Midnight Chrome:レムゼンS(G2)3着
- ●Janis Joplin:アディロンダックS(G3)2着、スカイラヴィルS(G3)3着
- ●Bonsai:コテーホデポトリリョス(G3)3着
母の父 BROODMARE SIRE ディープインパクト
競走成績:14戦12勝
日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)
母の父としても名声を高めるディープインパクト。「父エーピーインディ系×母の父ディープインパクト」の組み合わせでは、まだ重賞勝ち馬が出ていませんが、「父ディープインパクト×母の父エーピーインディ系」の馬には、マイルの女王グランアレグリアや皐月賞馬アルアインと日本ダービー馬シャフリヤールの兄弟がいます。
母の父代表馬
- ●Blowout(父Dansili)ファーストレイディS(G1)
- ●キセキ(父ルーラーシップ)菊花賞(G1)
- ●アリストテレス(父エピファネイア)AJCC(G2)
- ●ステラヴェローチェ(父バゴ)神戸新聞杯(G2)
- ●ワンダフルタウン(父ルーラーシップ)青葉賞(G2)
- ●アンドヴァラナウト(父キングカメハメハ)ローズS(G2)、秋華賞(G1)3着
- ●ファンタジスト(父ロードカナロア)京王杯2歳S(G2)、小倉2歳S(G3)
- ●プレサージュリフト(父ハービンジャー)クイーンC(G3)
Point - 特徴と適性
母系は超の付く優良牝系であり、なかなか手に入れられる血統ではなく、検討の際に本馬を最初にピックアップされた方も少なくないはずです。祖母ピンクカメオはNHKマイルCを制したG1馬で、ディープインパクトを配されて誕生したのが母であり、これまでの産駒は目立った成績を残していませんが、母系にはステイフーリッシュ、ブラックホークなどの偉大な名馬がズラリと並ぶ名牝系だけに、きっかけひとつで流れがガラリと変わる可能性があるとみています。父は米国史上屈指の歴史的名馬であり、G1競走7勝を挙げました。その多くはダートでの実績であり、産駒もダート馬が多くなると見込まれていますが、芝9ハロンのハリウッドダービー(G1)や、スピードも求められるドバイワールドC(G1)も制しただけに、配合相手次第では芝向きの活躍馬が誕生しても何ら不思議ではありません。母の父がディープインパクトの本馬は柔軟性も備わっており、ダート一辺倒の印象はありません。マイル路線を主戦場に、芝・ダートを問わない二刀流の活躍を期待しています。