コンカランの2022
父:ワールドエース 母の父:ジャングルポケット 鹿毛 2022年2月5日生 牝
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■栗東・杉山晴紀厩舎予定
1口価格:62,000円
日本と好相性なアルゼンチンの血筋。孝行娘が父の名声を高める

父 SIRE ワールドエース
競走成績:17戦4勝
マイラーズC(G2)、きさらぎ賞(G3)、若葉S(L)、皐月賞(G1)2着、キャピタルS(L)2着
3歳時には皐月賞2着などクラシック戦線で活躍。5歳時にはマイラーズCでコースレコードを樹立するなど高いスピード能力を示しました。半弟に天皇賞(春)のワールドプレミア、日経新春杯のヴェルトライゼンデがいます。2023年限りで種牡馬を引退しましたが、米子Sのメイショウシンタケ、ダービーグランプリなど地方重賞5勝のシルトプレら活躍馬が出ています。
種牡馬成績
2016年より供用

©(株)ジェイエス
代表産駒
- ●メイショウシンタケ:米子S(L)、戎橋S、摂津特別、関屋記念(G3)5着
- ●シルトプレ:ダービーGP(M1)、全日本2歳優駿(Jpn1)5着、エルムS(G3)5着
- ●サンストックトン:STV賞、五稜郭S2着
- ●レッドヴェロシティ:陣馬特別、青葉賞(G2)3着
- ●ジュンブロッサム:出雲崎特別、神戸新聞杯(G2)4着、共同通信杯(G3)4着
- ●オータムレッド:クローバー賞(OP)、アルテミスS(G3)5着
母の父 BROODMARE SIRE ジャングルポケット
競走成績:13戦5勝
ジャパンC(G1)、日本ダービー(G1)、共同通信杯(G3)、札幌3歳S(G3)、天皇賞(春)(G1)2着
リーディングサイアーにも輝いた名種牡馬トニービンを父に持つジャングルポケット。父として芝中長距離の活躍馬を多く出しましたが、母の父としてはスピードタイプの馬も出ています。ディープインパクト系との組み合わせではトーセンホマレボシ産駒ミッキースワロー、キズナ産駒アブレイズが重賞ウィナーとなっています。
母の父代表馬
- ●ミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)日経賞(G2)、セントライト記念(G2)、七夕賞(G3)
- ●ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)フィリーズレビュー(G2)、函館スプリントS(G3)、オパールS
- ●アブレイズ(父キズナ)フラワーC(G3)
- ●サクセスエナジー(父キンシャサノキセキ)東京盃(Jpn2)、さきたま杯(Jpn2)、兵庫ゴールドT(Jpn3)
- ●ロードマイウェイ(父ジャスタウェイ)チャレンジC(G3)、ポートアイランドS(L)
- ●フルデプスリーダー(ヘニーヒューズ)エルムS(G3)、マリーンS
Point - 特徴と適性
祖母クバターはアルゼンチンのG1馬であり、G1競走2着2回の実績も残しました。その孫アイリスモレアは函館で新馬勝ちを果たし、次走のオープン競走でも2着となりましたが、僅か3戦で引退。活力を残したまま再出発したこともあり、ディアセルヴィス(2歳新馬、福島2歳S)、カルリーノ(晩春S、ほか重賞・オープンでの好走多数)など、仕上がりの早さ、非凡なスピード、そして丈夫さを武器に活躍する馬を送り出し、繁殖牝馬としても優秀な成績を収めてきました。アルゼンチンの血統は日本との相性が良く、サトノダイヤモンド、ダノンファンタジー、レシステンシア、カレンブーケドールなど多くの活躍馬が誕生しています。本馬の半兄バトルボーンは6戦4勝の現役馬で、今後の飛躍が嘱望される逸材です。父はG1勝ちこそありませんが、皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)では1番人気に支持された実力の持ち主でした。本馬は無駄のない薄手のつくりながら、父の産駒らしく、身のこなしが軽やかで卓越した身体能力を感じさせます。是非とも手に入れたいと思っていた1頭で、牝馬3冠を達成した杉山晴紀調教師の手腕も心強く、オークス(G1)を最大目標に置き、牝馬クラシック路線の王道を歩ませたい1頭です。種牡馬を引退した父の名声を高める活躍を期待します。
Pedigree - 五代血統表

Family Line - 母系
