グランデセーヌの2022
父:ビッグアーサー 母の父:ゼンノロブロイ 鹿毛 2022年2月7日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■美浦・尾関知人厩舎予定
1口価格:90,000円
駆けよ力強く、放てまばゆい光。疾風のごとく、スピード王に名乗りを上げる
父 SIRE ビッグアーサー
競走成績:15戦8勝
高松宮記念(G1)、セントウルS(G2)、オパールS(L)、京阪杯(G3)2着、北九州記念(G3)2着
稀代の名スプリンター・サクラバクシンオーの血を受け継ぎ、高松宮記念を勝った快足馬。半弟に兵庫ジュニアGP、エルムSのセキフウがいる血統です。産駒はブトンドール、トウシンマカオがJRAで重賞を勝利。8月14日現在のJRA58勝中、実に55勝が1400m以下でのもので、芝のスプリンターを多く出しています。
種牡馬成績
2018年より供用
©(株)ジェイエス
代表産駒
- ●トウシンマカオ:京阪杯(G3)、オパールS(L)、クロッカスS(L)
- ●ブトンドール:函館2歳S(G3)、ファンタジーS(G3)2着
- ●ビッグシーザー:マーガレットS(L)、中京2歳S(OP)、葵S(G3)3着
- ●ブーケファロス:郡山特別、黒松賞、マーガレットS(L)2着
- ●クリノマジン:淀屋橋S、戸畑特別
- ●ウインモナーク:雪うさぎ賞、葵S(G3)4着
母の父 BROODMARE SIRE ゼンノロブロイ
競走成績:20戦7勝
ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)、神戸新聞杯(G2)、青葉賞(G2)
4歳秋のG1を3連勝したJRA賞年度代表馬。産駒の活躍馬の多くは芝の中長距離馬でしたが、ダートでもJpn1勝ち馬がいるように様々なタイプを出しました。母の父としても、芝のディバインフォース、アスクワイルドモア、ダートのハイランドピーク、メイショウテンスイなど、同様の傾向を見せています。
母の父代表馬
- ●ディバインフォース(父ワークフォース)ステイヤーズS(G2)、同3着、淡路特別、菊花賞(G1)4着
- ●アスクワイルドモア(父キズナ)京都新聞杯(G2)、札幌2歳S(G3)2着
- ●ハイランドピーク(父トーセンブライト)エルムS(G3)、同2着、マリーンS(OP)2着、灘S
- ●パイオニアバイオ(父ルーラーシップ)フローラS(G2)2着
- ●メイショウテンスイ(父ダンカーク)グリーンチャンネルC(L)、兵庫ジュニアGP(Jpn2)2着
- ●ゴールドギア(父ロードカナロア)メトロポリタンS(L)
Point - 特徴と適性
母系を語るうえで避けて通れないのが祖母リッチダンサーの存在です。自身は勝利を挙げられませんでしたが、繁殖入りしてからの実績は見事というほかありません。英国での産駒Stubbs Artは同国と愛国の2000ギニー(いずれもG1)で3着に入り、日本に移ってからもバウンスシャッセ、ムーンクエイク、コントラチェックと次々に重賞ウィナーを送り出しました。父の産駒は当クラブで初めての募集となります。父と同様に産駒も速力やパワーを武器とする馬が多く、トウシンマカオ、ブトンドールといった素質馬が活躍中です。ほかにも芝1200m戦で4連勝したビッグシーザー、その全弟で本年7月の新馬戦を圧勝したビッグドリームは、ともに今後の飛躍が見込まれています。本馬は肩回りや後肢に十分すぎるほどの容積の筋肉量を誇り、いかにもスピード馬といった雰囲気です。イメージ通りに短距離戦で快足ぶりを遺憾なく発揮してくれることでしょう。母系の底力と父系のスピードが爆発力を生み出す源泉になるとみており、トップスプリンターとして君臨すべく、タイトル奪取を狙っていきます。