ラリズの2023
父:シュヴァルグラン 母の父:Bernstein 青鹿毛 2023年4月11日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■栗東・杉山晴紀厩舎予定
1口価格:54,000円
随所に感じる一流馬のオーラ。気鋭の逸材が王道を歩む
父 SIRE シュヴァルグラン
競走成績:33戦7勝
ジャパンC(G1)、阪神大賞典(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)、ドバイシーマクラシック(G1)2着、天皇賞(春)(G1)2着2回
現役時代はおもに芝2400mのG1で活躍。姉妹にヴィルシーナ、ヴィブロスと2頭のG1馬がいて、万能性の高いMachiavellianを母の父に持つ血統が魅力です。小倉芝2600mの2勝クラスを勝ちプリンシパルS2着のメリオーレムが今のところの代表産駒で、芝中距離が主戦場ではありますが、2歳6月に芝1200mの新馬戦を勝つ馬など様々なタイプを出しています。
種牡馬成績
2020年より供用
2023年の2歳馬が初年度産駒
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●メリオーレム:西部スポニチ賞、エリカ賞、プリンシパルS(L)2着
- ●モンゲースパイ:羽根つき賞、ゴールドジュニア(S3)2着
- ●カルプスペルシュ:2歳新馬、函館2歳S(G3)5着
- ●アートフォーム:1勝
- ●ズイウンゴサイ:1勝
- ●メイショウヘール:1勝
母の父 BROODMARE SIRE Bernstein
競走成績:8戦4勝
レイルウェイS(G3)、コンコルドS(G3)
現役時代はアイルランドで芝6〜7Fの重賞を2勝。種牡馬としてはアルゼンチンを中心に活躍馬を送り、日本ではゴスホークケンがG1馬となっています。母の父Affirmedは日本でも実績のある母の父で、Bernstein自身も母の父としてヒシイグアスを筆頭に4勝馬スミレなど、コンスタントに勝ち馬を送っています。
母の父代表馬
- ●シャンパンルーム(父Broken Vow)米2歳牝馬チャンピオン、BCジュヴェナイルフィリーズ(G1)
- ●Gormley(父Malibu Moon)サンタアニタダービー(G1)、フロントランナーS(G1)
- ●ジョイカネラ(父Fortify)亜1000ギニー(G1)、エンリケアセバル大賞(G1)
- ●アトミカオロ(父Orpen)亜1000ギニー(G1)、ゲリーコ賞(G2)
- ●ソブラドインク(父Include)エンリケアセバル賞(G1)、銀杯大賞(G1)
- ●シタディリオ(父Equal Stripes)エストレラスディスタフ大賞典(G1)
Point - 特徴と適性
父は2歳戦で始動し、重賞競走でも好走しましたが、素質が開花したのは3歳の秋でした。特に長距離戦で真価を発揮し、ジャパンC(G1)では幾多の強豪を撃破してG1初制覇を成し遂げ、天皇賞(春)(G1)2着2回、有馬記念(G1)3着2回、ドバイシーマクラシック(G1)ではスワーヴリチャードに先着し、2着に好走しています。産駒も自身と同様に使いながら力を付けていく馬が多い印象ながら、2世代目となる現2歳世代から芝1200mの新馬戦を快勝した産駒が登場しており、今後も様々なタイプの産駒が活躍を見せることでしょう。母はアルゼンチンの快速馬で、芝1000mの重賞を2勝するなど活躍しました。繁殖入りしてからも資質の高さを示しており、スミレが4勝を挙げ、ヒシイグアスは重賞2勝、国内外のG1競走で2着の実績があります。本馬はバランスの整った黒光りする好馬体が印象的です。動きには弾力性や伸びやかさがあり、馬格以上の迫力やバネを感じさせます。繋ぎの角度が理想的で、狂いのない脚元も強調材料です。芝の中・長距離戦での出世を期待しています。