レッドレイチェルの2023
父:エピファネイア 母の父:Medaglia d'Oro 鹿毛 2023年2月17日生 牝
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■栗東・吉岡辰弥厩舎予定
1口価格:120,000円
勢いに乗る父が送る新たな女王候補。歓喜のゴールへ豪脚一閃
父 SIRE エピファネイア
競走成績:14戦6勝
ジャパンC(G1)、菊花賞(G1)、神戸新聞杯(G2)、日本ダービー(G1)2着、皐月賞(G1)2着
母がオークス馬シーザリオ、弟に朝日杯FSのリオンディーズ、皐月賞馬サートゥルナーリアがいる日本屈指の良血馬。初年度からデアリングタクト、エフフォーリア、サークルオブライフと、3世代連続でチャンピオンホースを出し、2024年はダノンデサイルを筆頭に、ブローザホーン、ステレンボッシュ、テンハッピーローズと上半期だけでG1を4勝と大ブレイクを果たしています。
種牡馬成績
2016年より供用。2022年・2023年総合&JRA2歳サイアーランキング2位
©上田美貴子
代表産駒
- ●エフフォーリア:皐月賞(G1)、有馬記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)
- ●デアリングタクト:オークス(G1)、桜花賞(G1)、秋華賞(G1)、ジャパンC(G1)3着
- ●ブローザホーン:宝塚記念(G1)、日経新春杯(G2)、天皇賞(春)(G1)2着
- ●ダノンデサイル:日本ダービー(G1)、京成杯(G3)
- ●ステレンボッシュ:桜花賞(G1)、オークス(G1)2着、阪神JF(G1)2着
- ●テンハッピーローズ:ヴィクトリアマイル(G1)、朱鷺S(L)、アルテミスS(G3)3着
母の父 BROODMARE SIRE Medaglia d'Oro
競走成績:17戦8勝
トラヴァーズS(G1)、ホイットニーH(G1)、ドンH(G1)、BCクラシック(G1)2着
現役時代は米国のG1を3勝し、BCクラシック、ドバイワールドC、ベルモントSで2着に入るなどダート中長距離のトップクラスで活躍しました。種牡馬としてはダート寄りも、芝のG1馬も出している万能型。日本でも芝・ダート問わず活躍馬を出しており、配合種牡馬の長所を引き出してくれそうです。
母の父代表馬
- ●National Treasure(父Quality Road)プリークネスS(G1)、ペガサスワールドC招待S(G1)
- ●Olympiad(父Speightstown)ジョッキークラブゴールドC(G1)
- ●Rock Fall(父Speightstown)ヴォスバーグS(G1)、アルフレッド・G・VH(G1)
- ●Prince of Monaco(父Speightstown)デルマーフューチュリティ(G1)
- ●Santin(父Distorted Humor)アーリントンミリオンS(G1)、ターフクラシックS(G1)
- ●コンペティションオブアイデアズ(父Speightstown)米オークス(G1)
Point - 特徴と適性
父は日米のオークス(G1)を制した女傑シーザリオを母に持ち、弟2頭も種牡馬入りしている超の付く良血馬です。菊花賞(G1)とジャパンC(G1)では持てる能力を遺憾なく発揮し、圧巻のパフォーマンスを披露しています。敗れた日本ダービー(G1)は道中で躓く不利がありながらキズナと接戦を演じるなど、抜群の性能を誇りました。種牡馬としても無敗の3冠牝馬デアリングタクトを筆頭に活躍馬が続出。本年もダービー馬ダノンデサイルをはじめ、産駒が桜花賞、ヴィクトリアマイル、宝塚記念を制し、G1競走を4勝。勢いは衰え知らずです。母系にはドイツの重賞を勝ったShaweelなどの活躍馬が存在し、半兄レイモンドバローズは4勝を挙げ、重賞でも上位争いを演じました。本馬はビロードをまとったような艶やかな皮膚感で品の良さが際立っています。柔軟性、手先の軽さも目につき、俊敏な動きから卓越した性能を感じさせる1頭です。旺盛な前進気勢も強調点で、父や祖母のように馬群を割り、豪快に追い込んでくる姿が目に浮かびます。距離の融通も利きそうなことから、春のクラシック戦線に照準を合わせたい逸材です。