ウモラダネグラの2023
父:American Pharoah 母の父:Emperor Richard 鹿毛 2023年4月8日生 牝
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム早来
- ■美浦・林徹厩舎予定
1口価格:90,000円
幾多の個性派を送り出した歴史的名馬から新たな女傑誕生の予感
父 SIRE American Pharoah
競走成績:11戦9勝
米年度代表馬、ケンタッキーダービー(G1)、BCクラシック(G1)、プリークネスS(G1)、ベルモントS(G1)
37年ぶりの米3冠馬。種牡馬として米国のみならず豪州、仏国、日本でコンスタントにG1馬を出しています。現役時代に芝の出走はありませんでしたが、産駒は全欧2歳牡馬チャンピオンのヴァンゴッホなど芝でも上級馬が登場。JRAでは勝鞍の80%以上がダートですが、スピードを武器にリステッド勝ちもあるリフレイムなどもおり、配合次第では芝の上級馬も出るでしょう。
種牡馬成績
2016年より米国で供用
2017〜2021年は豪州でシャトル供用
©AShford Stud
代表産駒
- ●ヴァンゴッホ:クリテリウムアンテルナシオナル(G1)
- ●Above the Curve:サンタラリ賞(G1)
- ●American Theorem:ビングクロスビーS(G1)
- ●As Time Goes By:ビホルダーマイルS(G1)
- ●カフェファラオ:最優秀ダート馬、フェブラリーS(G1)2回
- ●ダノンファラオ:ジャパンDダービー(Jpn1)
母の父 BROODMARE SIRE Emperor Richard
競走成績:2戦2勝
Premio Warllon、 Premio Huido
現役時代はアルゼンチンで2戦2勝という成績で、姪のエミレーツガールなど、近親に南米G1馬多数の良血。種牡馬としては南米で芝・ダート短距離を中心に4頭のG1馬を送っています。その父サザンヘイローはサトノダイヤモンド、マカヒキ、カフェファラオ、ドゥレッツァなどの母系に入り、日本には合う血といえます。
母の父代表馬
- ●La Clota(父Claro Oscuro)サテュルニノJ.ウンズエ賞(G2)、カルロスカサーレス賞(G3)、ホルヘアチュチャ大賞典(G1)3着、アルトゥーロA.ブリュリッヒ賞(G3)3着、サンティアゴローリー賞(G3)4着
Point - 特徴と適性
父はデビュー戦こそ敗れたものの、続くデルマーフューチュリティ(G1)で初勝利を挙げると、そこから破竹の勢いで8連勝を達成。その中には米国3冠競走も含まれており、37年ぶり12頭目となる、クラシック3冠馬の称号を得ています。さらに、暮れのBCクラシック(G1)を圧勝すると、その年の年度代表馬に選ばれました。3歳で引退して種牡馬入りすると、種付料が20万ドルという破格の設定ながら、初年度から200頭を超える牝馬を集めるなど、種牡馬として極めて高い評価を受けています。日本でもカフェファラオ、ダノンファラオ、リフレイムといった個性的な活躍馬が登場し、現役ではエスカルが3連勝中です。母は14戦10勝の戦績でアルゼンチンのダート1000mのG1競走を勝った快速馬でした。南米の実績馬が日本で活躍馬を産むケースは多く、サトノダイヤモンド、レシステンシアらが活躍しています。本馬は全身に豊富な筋肉量を誇り、いかにも非凡なスピードやパワーを秘めている印象を持たせますが、硬さは見られず、ダートはもちろんのこと、芝での走りも見てみたいと思わせる柔軟性もアピールポイントです。