イーストの2023
父:サトノダイヤモンド 母の父:Frankel 鹿毛 2023年2月1日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム早来
- ■栗東・松永幹夫厩舎予定
1口価格:70,000円
偉大な祖父と母の父が魅惑の融合。爆発力と底力を武器に、いざ頂点へ
父 SIRE サトノダイヤモンド
競走成績:18戦8勝
有馬記念(G1)、菊花賞(G1)、京都大賞典(G2)、阪神大賞典(G2)、神戸新聞杯(G2)、きさらぎ賞(G3)
G1勝利は菊花賞、有馬記念とステイヤーのイメージですが、皐月賞、ダービーともに僅差の走りを見せた非凡な瞬発力の持ち主です。産駒は芝2200〜2400mの重賞を2勝したサトノグランツを筆頭に芝中距離馬が多く出ていますが、母の父Orpenの効果か、短距離馬も出す万能型です。2歳重賞でもシンリョクカやダイヤモンドハンズが好走しており、仕上がりの早さも期待できます。
種牡馬成績
2019年より供用
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●サトノグランツ:神戸新聞杯(G2)、京都新聞杯(G2)
- ●シンリョクカ:阪神JF(G1)2着
- ●スズハローム:京王杯スプリングC(G2)3着、キタサンブラックC
- ●ダイヤモンドハンズ:2歳新馬、札幌2歳S(G3)3着
- ●タツダイヤモンド:仲春特別、ゆきつばき賞
- ●ハギノサステナブル:宝塚市制施行70周年記念、是政S2着
母の父 BROODMARE SIRE Frankel
競走成績:14戦14勝
英2000ギニー(G1)、クイーンエリザベス二世S(G1)、英チャンピオンS(G1)
ソウルスターリング、モズアスコット、グレナディアガーズと3頭のG1馬を送り、日本の馬場の適性を示しているFrankel。母の父としては芝の快足馬モズメイメイ、エリザベス女王杯2着のルージュエヴァイユを送り出し、サンデーサイレンス系との和合性と幅広い距離適性を証明済みです。
母の父代表馬
- ●ルージュエヴァイユ(父ジャスタウェイ)ユートピアS、山中湖特別、エリザベス女王杯(G1)2着、府中牝馬S(G2)2着、エプソムC(G3)2着、大阪杯(G1)3着
- ●モズメイメイ(父リアルインパクト)チューリップ賞(G2)、葵S(G3)、アイビスサマーD(G3)、こぶし賞
- ●Noble Truth(父Kingman)ジャージーS(G3)、ジャンリュクラガルデール賞(G1)2着
- ●Juncture(父Dark Angel)デズモンドS(G3)2着、スノーフェアリーFS(G3)3着
- ●ウエストナウ(父キズナ)京都新聞杯(G2)2着
Point - 特徴と適性
父はG1競走を2勝しており、菊花賞(G1)はハイレベルな1戦でしたが、後続に2馬身半差をつける圧勝で、まだ余力すらあったように感じます。有馬記念(G1)では、当時の現役最強馬キタサンブラックを撃破しました。産駒はまだG1に手が届いていませんが、昨年の神戸新聞杯(G2)を快勝したサトノグランツをはじめ、短距離戦で鋭い末脚を発揮しているスズハローム、大外を回りながら異次元の末脚で新馬戦を制し、現在2戦2勝のオーロラエックス、同じく2戦2勝のバッデレイトなど、今後の飛躍が期待される馬が多く誕生しています。母は仏・芝1400mの重賞を制した活躍馬で、芝1600mのG1レースで2着と3着に入った実績を残しています。本馬は母にとって初の牡馬で、走り頃と思わせる3番目の産駒です。父の仔らしく、やや胴伸びがあり、洗練されたフォルムながら、肩周りや後肢には柔軟で質感の良い筋肉が豊富に備わっており、これは母の父Frankel譲りとみていいでしょう。芝の中距離戦が主戦場になるとみられ、王道路線のデビューから、クラシック戦線に乗せたい逸材です。