ベルワトリングの2023
父:アドマイヤマーズ 母の父:Dushyantor 黒鹿毛 2023年1月24日生 牡
- ■生産地:安平
- ■生産者:ノーザンファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■美浦・尾関知人厩舎予定
1口価格:60,000円
スピードとパワーを兼ね備えた万能戦士。名牝の母が送るドラ1候補
父 SIRE アドマイヤマーズ
競走成績:13戦6勝
香港マイル(G1)、NHKマイルC(G1)、朝日杯FS(G1)、デイリー杯2歳S(G2)、中京2歳S(OP)
2、3歳戦で強さを見せたダイワメジャーの最良後継種牡馬といえる存在で、父同様の産駒傾向が予想されます。初年度産駒は2024年にデビューし、8月12日時点で芝1200〜1800mで5勝。その全てが、前目の位置取りから上がり3F最速タイムを出しています。最近のダイワメジャー産駒や自身同様に、先行力と瞬発力を併せ持つ仕上がり早のタイプを多く出しそうです。
種牡馬成績
2021年より供用。2024年の2歳馬が初年度産駒2021〜2024年は豪州でシャトル供用
Photo:Arrowfield Stud
代表産駒
- ●セイウンビッグバン:2歳新馬、ダリア賞(OP)2着
- ●マーズオデッセイ:2歳新馬
- ●エンブロイダリー:1勝
- ●ジャルディニエ:1勝
- ●ブルーサンセット:1勝
- ●メイショウツヨキ:1勝
母の父 BROODMARE SIRE Dushyantor
競走成績:20戦5勝
グレイトヴォルティジュールS(G2)、ジェフリーフリアS(G2)、英ダービー(G1)2着
芝11〜13.3Fの英米重賞3勝のほか、英ダービー、英セントレジャーで2着、BCターフで3着と、芝中長距離の大レースで好走を繰り返した実力馬。英ダービー馬コマンダーインチーフやサセックスSのウォーニングの半弟という良血馬でもあります。母の父としても米国とチリで重賞勝ち馬を送っています。
母の父代表馬
- ●Color Rosa(父シーキングザダイヤ)エルエンサーヨ(G1)
- ●Marie Madelaine(父Ivan Denisovich)智オークス(G1)
- ●Fallen From Heaven(父Daddy Long Legs)タンテーオデポトリリョス(G1)
- ●La Porotita(父Milonguero Wells)智ポーリャデポトランカス(G1)
- ●Frateli La Vita(父シーキングザダイヤ)サンティアゴ競馬クラブ賞(G1)
- ●Califat(父Until Sundown)ナシオナルリカルドリヨン賞(G1)
Point - 特徴と適性
父は祖父ダイワメジャーの生き写しとも呼ばれ、芝のマイル戦で無類の強さを発揮し、パワフルで鮮やかな栗毛の馬体がひときわ目をひきました。G1競走を3勝しており、2歳時の朝日杯FS(G1)、3歳時のNHKマイルC(G1)ではともに1番人気の座を譲りましたが、それぞれ圧倒するパフォーマンスで退け、最強マイラーの称号を得ています。3歳時の年末には海外遠征を敢行し、香港マイル(G1)を快勝しました。現2歳の初年度産駒から素質馬が続々と誕生しており、種牡馬としての期待も高まるばかりです。母はチリでG1競走5勝を挙げた名牝で、21戦13勝の実績を残しました。南米で活躍した牝馬が日本で活躍馬を産むケースが非常に目立つだけに、そろそろこの母からホームランバッターが誕生しそうな予感がします。本馬は毛色こそ異なりますが、父と祖父の長所をしっかりと引き継いでおり、肩周りやトモにははち切れんばかりの筋肉が搭載されています。背中の柔らかさや脚元のクッション性なども抜群で、マイルが主戦場ながらイメージ以上に距離の融通も利きそうな印象です。