ベルスールの2023
父:サトノダイヤモンド 母の父:スウェプトオーヴァーボード 鹿毛 2023年3月26日生 牝
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■栗東・辻野泰之厩舎予定
1口価格:55,000円
仕上がり早で牝馬優勢の一族と父の魅惑のカップリング。大舞台で最高の輝きを
父 SIRE サトノダイヤモンド
競走成績:18戦8勝
有馬記念(G1)、菊花賞(G1)、京都大賞典(G2)、阪神大賞典(G2)、神戸新聞杯(G2)、きさらぎ賞(G3)
G1勝利は菊花賞、有馬記念とステイヤーのイメージですが、皐月賞、ダービーともに僅差の走りを見せた非凡な瞬発力の持ち主です。産駒は芝2200〜2400mの重賞を2勝したサトノグランツを筆頭に芝中距離馬が多く出ていますが、母の父Orpenの効果か、短距離馬も出す万能型です。2歳重賞でもシンリョクカやダイヤモンドハンズが好走しており、仕上がりの早さも期待できます。
種牡馬成績
2019年より供用
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●サトノグランツ:神戸新聞杯(G2)、京都新聞杯(G2)
- ●シンリョクカ:阪神JF(G1)2着
- ●スズハローム:京王杯スプリングC(G2)3着、キタサンブラックC
- ●ダイヤモンドハンズ:2歳新馬、札幌2歳S(G3)3着
- ●タツダイヤモンド:仲春特別、ゆきつばき賞
- ●ハギノサステナブル:宝塚市制施行70周年記念、是政S2着
母の父 BROODMARE SIRE スウェプトオーヴァーボード
競走成績:20戦8勝
メトロポリタンH(G1)、エンシャントタイトルBCH(G1)、サンミゲルS(G3)
現役時代は米国でダート6〜8FのG1を2勝し、芝でも重賞勝利。種牡馬としては芝・ダートのみならず短距離から長距離まで重賞ウィナーを出す万能タイプでした。母の父としても芝クラシックディスタンスのグローリーヴェイズ、ダート中距離のヤマニンウルス、芝マイル〜中距離のアスカビレンなど様々なタイプを出しています。
母の父代表馬
- ●グローリーヴェイズ(父ディープインパクト)香港ヴァーズ(G1)2回、京都大賞典(G2)、日経新春杯(G2)、天皇賞(春)(G1)2着
- ●ヤマニンウルス(父ジャスタウェイ)プロキオンS(G3)、雅S
- ●アスカビレン(父ブラックタイド)六甲S(OP)、博多S
- ●ダイワドレッサー(父ネオユニヴァース)ラジオNIKKEI賞(G3)2着
- ●ニホンピロキーフ(父キタサンブラック)マイラーズC(G2)3着
- ●ヤマニンサンパ(父ディープインパクト)飛鳥S、アンドロメダS(L)3着
Point - 特徴と適性
2億4,150万円で落札された父は、デビューから3連勝で重賞を制しました。皐月賞(G1)は3着、日本ダービー(G1)はハナ差の2着と涙を呑みましたが、その悔しさを秋に晴らします。復帰戦の神戸新聞杯(G2)を制して臨んだ菊花賞(G1)を圧勝し、栄冠を手中に収めると、続く有馬記念(G1)ではサトノダイヤモンドを撃破してグランプリホースの座に輝きました。自身は胴長でスラッとした体型でしたが、産駒は様々なカテゴリーで活躍中です。母は新馬戦を快勝し、ファンタジーS(G3)で2着に好走。祖母フレンチビキニは4勝を挙げ、母の半姉ヴゼットジョリーは新潟2歳S(G3)の勝ち馬で、全姉ベルルミエールは4勝を挙げて重賞戦線でも活躍しました。現役のオープン馬である半弟デビットバローズも活躍していますが、この一族は牝馬優勢の傾向が強い印象を受けます。本馬は父に似て無駄のないバランスの整った上品なシルエットです。動きも伸びやかでキレを感じさせており、いかにも芝向きの印象で、パンパンの良馬場でこそ真価を発揮してくれることでしょう。父の評価をガラリと変える大仕事を期待します。