マチカネハヤテの2023
父:レイデオロ 母の父:サクラバクシンオー 鹿毛 2023年3月8日生 牝
- ■生産地:千歳
- ■生産者:社台ファーム
- ■育成先:社台ファーム
- ■美浦・矢嶋大樹厩舎予定
1口価格:50,000円
母は芝1200m5勝の快速馬、半姉は重賞ウィナー。父の名声を高めたい
父 SIRE レイデオロ
競走成績:17戦7勝
日本ダービー(G1)、天皇賞(秋)(G1)、オールカマー(G2)、神戸新聞杯(G2)、ホープフルS(G2)
デビュー3連勝でホープフルSを制覇。翌春の日本ダービーでは向正面から動く“奇策”で制し、4歳秋には天皇賞を制しました。牝系はディープインパクトのほか、ステレンボッシュやレガレイラも出た名門です。初年度産駒は2023年にデビュー。すみれSを勝ち日本ダービー4着のサンライズアース、白百合Sのミナデオロなど、芝中距離の上級馬を送り出しています。
種牡馬成績
2020年より供用。2023年JRAファーストシーズンサイアーランキング第4位(総合第5位)
©上田美貴子
代表産駒
- ●サンライズアース:すみれS(L)、日本ダービー(G1)4着
- ●トロヴァトーレ:芦ノ湖特別、葉牡丹賞、新潟日報賞2着
- ●ミナデオロ:白百合S(L)
- ●アドマイヤテラ:京都新聞杯(G2)4着、若葉S(L)4着
- ●カフェグランデ:稲城特別
- ●ペッレグリーニ:セントポーリア賞
母の父 BROODMARE SIRE サクラバクシンオー
競走成績:21戦11勝
スプリンターズS(G1)2回、スワンS(G2)、ダービー卿CT(G3)
日本競馬史に残る名スプリンター。父としては自身同様短距離のトップホースを多く出しましたが、母の父としては稀代の名馬キタサンブラックのほか、芝短距離のファストフォース、ハクサンムーン、ダートのキタサンミカヅキ、ヴェルテックスなど、芝、ダート、距離問わず活躍馬を送っています。
母の父代表馬
- ●キタサンブラック(父ブラックタイド)ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)
- ●ファストフォース(父ロードカナロア)高松宮記念(G1)
- ●ハクサンムーン(父アドマイヤムーン)セントウルS(G2)
- ●シュガークン(父ドゥラメンテ)青葉賞(G2)
- ●モンドキャンノ(父キンシャサノキセキ)京王杯2歳S(G2)
- ●キタサンミカヅキ(父キングヘイロー)東京盃(Jpn2)2回
Point - 特徴と適性
父はデビューから3連勝でホープフルS(G3)を制し、クラシックの最有力候補として名乗りを上げました。皐月賞(G1)こそ出遅れて5着に敗れましたが、日本ダービー(G1)での、早め先頭からスワーヴリチャードらを寄せ付けなかった走りは圧巻でした。初年度産駒からは、本年のすみれS(L)を制し日本ダービーで4着に入ったサンライズアースをはじめ、アドマイヤテラ、トロヴァトーレなど今後の飛躍が見込まれる馬も多く、種牡馬として評価が上がってくるのはこれからでしょう。母は芝1200mで5勝を挙げた快速馬で、繁殖牝馬としても結果を出しています。レッドアネモスが重賞ウィナーとなり、バンデルオーラは4勝を挙げるなど、産駒はコンスタントに勝ち星を積み重ねてきました。母は高齢の域に達しましたが、活力十分の父を迎えたことが功を奏したようで、本馬は肩周りやトモには容積十分な筋肉量を誇りながら、適度なクッション性があるのも好ましく、非凡な身体能力を有しています。やや胴が詰まった体型から、母のエッセンスが色濃く表れている印象で、芝の短距離戦で頭角を表すことでしょう。