ラカリフォルニーの2023
父:リアルスティール 母の父:Dutch Art 鹿毛 2023年3月3日生 牡
- ■生産地:新ひだか
- ■生産者:畠山牧場
- ■育成先:シュウジデイファーム
- ■栗東・角田晃一厩舎予定
1口価格:45,000円
父の仇を討つ準備はできたか。壮大なストーリーが幕を開ける
父 SIRE リアルスティール
競走成績:17戦4勝(海外1勝)
ドバイターフ(G1)、毎日王冠(G2)、共同通信杯(G3)、皐月賞(G1)2着、菊花賞(G1)2着、天皇賞(秋)(G1)2着
ドバイターフ勝ち馬にして皐月賞、菊花賞、天皇賞(秋)で2着に入った中距離のトップホース。全妹ラヴズオンリーユーはBCフィリー&メアターフや香港Cの勝ち馬という良血です。産駒は芝のマイル〜中距離タイプが多いですが、フォーエバーヤングはケンタッキーダービー3着などダートの世界トップレベルで好走。大きな可能性を秘める種牡馬といえます。
種牡馬成績
2019年より供用。2022年総合&JRAファーストシーズンサイアーランキング2位
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●フォーエバーヤング:UAEダービー(G2)、サウジダービー(G3)、全日本2歳優駿(Jpn1)、JBC2歳優駿(Jpn3)、ケンタッキーダービー(G1)3着
- ●レーベンスティール:セントライト記念(G2)、エプソムC(G3)、ラジオNIKKEI賞(G3)3着
- ●オールパルフェ:デイリー杯2歳S(G2)
- ●チカッパ:昇竜S(OP)、兵庫CS(Jpn2)2着
- ●アグラシアド:房総特別、ミモザ賞、スイートピーS(L)3着
- ●ドナベティ:すずらん賞(OP)、ファンタジーS(G3)2着
母の父 BROODMARE SIRE Dutch Art
競走成績:10戦4勝
ミドルパークS(G1)、モルニ賞(G1)、ノーフォークS(G2)、ジュライC(G1)2着
現役時代は英仏で芝1200m前後のG1を2勝。産駒も欧州で芝の短距離馬を多く出しています。母の父としても2023年英2000ギニーのChaldean、2024年タタソールズゴールドCのWhite Birchと、2年連続で欧州G1馬が誕生しました。日本ではキーダイヤが芝1200mで3勝。基本は芝短距離タイプでしょう。
母の父代表馬
- ●Chaldean(父Frankel)英2000ギニー(G1)、デューハーストS(G1)
- ●White Birch(父Ulysses)タタソールズゴールドC(G1)、ムーアズブリッジS(G2)
- ●Alkumait(父Showcasing)ミルリーフS(G2)
- ●Dynamic Pricing(父Night of Thunder)エッジウッドS(G2)
- ●Givemethebeatboys(父Bungle Inthejungle)マーブルヒルS(G3)
- ●Yulong Gold Fairy(父Mount Nelson)コンコルドS(G3)2回
Point - 特徴と適性
父はクラシック戦線の王道を歩み、共同通信杯(G3)ではドゥラメンテを退け、皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)4着、菊花賞(G1)2着と3冠競走で上位争いを演じ、世代を牽引する活躍を見せました。4歳時にはドバイターフ(G1)を制し、世界にその名をとどろかせています。産駒のフォーエバーヤングが各国で活躍したのは記憶に新しく、重賞2勝のレーベンスティール、ダート短距離戦で実績を積み重ねるチカッパなど、有望株が多数誕生しているだけに、その地位はさらに強固となっていくはずです。祖母Secret Historyは芝で重賞を制し、母系にはほかにもアメリカンオークス(G1)で3着したFluffy Socksなど重賞戦線で活躍している馬が多く見られます。本馬はまだ腰高でアンバランスに映るかもしれませんが、それだけ多くの伸びしろを残しているという証です。父の産駒はやや捌きが硬めの馬も見受けられますが、本馬は柔軟性に富み、クッションの利いた歩様を見せており、芝の中距離戦が主戦場になるとみています。大事に育てることができれば、父に新たな栄光をもたらしてくれることでしょう。