メサルティムの2023
父:シュヴァルグラン 母の父:ディープブリランテ 鹿毛 2023年2月28日生 牝
- ■生産地:白老
- ■生産者:白老ファーム
- ■育成先:ノーザンファーム空港
- ■栗東・高橋一哉厩舎予定
1口価格:40,000円
ベストを尽くし、狙うはエースかセンターか。ターフに咲き誇る可憐な華
父 SIRE シュヴァルグラン
競走成績:33戦7勝
ジャパンC(G1)、阪神大賞典(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)、ドバイシーマクラシック(G1)2着、天皇賞(春)(G1)2着2回
現役時代はおもに芝2400mのG1で活躍。姉妹にヴィルシーナ、ヴィブロスと2頭のG1馬がいて、万能性の高いMachiavellianを母の父に持つ血統が魅力です。小倉芝2600mの2勝クラスを勝ちプリンシパルS2着のメリオーレムが今のところの代表産駒で、芝中距離が主戦場ではありますが、2歳6月に芝1200mの新馬戦を勝つ馬など様々なタイプを出しています。
種牡馬成績
2020年より供用
2023年の2歳馬が初年度産駒
©(株)サラブレッド・
ブリーダーズ・クラブ
代表産駒
- ●メリオーレム:西部スポニチ賞、エリカ賞、プリンシパルS(L)2着
- ●モンゲースパイ:羽根つき賞、ゴールドジュニア(S3)2着
- ●カルプスペルシュ:2歳新馬、函館2歳S(G3)5着
- ●アートフォーム:1勝
- ●ズイウンゴサイ:1勝
- ●メイショウヘール:1勝
母の父 BROODMARE SIRE ディープブリランテ
競走成績:7戦3勝
日本ダービー(G1)、東京スポーツ杯2歳S(G3)、皐月賞(G1)3着
父としてはエルトンバローズやモズベッロのような芝中長距離馬から、ラプタスのようなダートのスピード馬まで様々なタイプの馬を出しました。母の父としての産駒は今のところはダート短距離タイプが多いですが、血統構成的には芝の中距離タイプでもあり、配合相手次第ではあるものの、基本は芝中距離と考えて良さそうです。
母の父代表馬
- ●センタースリール(父ベルシャザール)木更津特別
- ●ヘンリー(父ヘニーヒューズ)3勝
- ●クリニクラウン(父トビーズコーナー)2勝、咲花特別2着
- ●ブルーイングリーン(父アメリカンペイトリオット)2歳新馬
- ●サダメ(父ディスクリートキャット)1勝
- ●メアヴィア(父ミッキーロケット)1勝
Point - 特徴と適性
父の本領発揮は3歳の秋を迎えてからでした。3連勝でオープンまで登りつめると、翌春の阪神大賞典(G2)を制して重賞初制覇。5歳で臨んだ天皇賞(春)(G1)ではキタサンブラック、サトノダイヤモンドが一騎打ちの様相を呈するなか、一角を崩し、同年のジャパンカップ(G1)ではキタサンブラック、マカヒキらの強豪を撃破。その後も有馬記念 (G1)や海外の舞台で上位争いを演じています。現3歳世代が初年度産駒となり、産駒の本領発揮もこれからだとみていますが、メリオーレムが3勝を挙げ、早くも菊花賞候補との声も聞かれるほどです。母は現役時に3勝を挙げており、初勝利時には後に重賞でも好走した2着馬の追撃を抑え、3歳12月の元町Sではインディチャンプの2着に入るなどの実績を残し、一族にはオークス馬レディパステルの名も浮かび上がります。本馬は柔軟性と粘り強さのある筋肉をまとい、可憐さと聡明な顔立ちには、心を奪われるのではないでしょうか。芝のマイルから中距離を主戦場に、使われながら力をつけ、気づけば人気、実力ともに世代の中心的な存在へと登り詰めることでしょう。